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伊藤忠・住商は過去最高…大手商社7社の4-6月期、米関税の影響限定的

「伊藤忠・住商は過去最高…大手商社7社の4-6月期、米関税の影響限定的」 大手商社7社の2025年4―6月期連結決算(国際会計基準)が4日出そろい、当期増益が4社、当期減益が3社となった。各社とも業績の推移についておおむね堅調で計画通りとみており、米国関税による影響は限定的と捉える。北米事業が内需完結型であるほか、一部事業で減益影響が出た際に周辺事業でカバーできる事業体制などが寄与する。ただ不透明感が完全に拭えないため、各社は26年3月期連結業績予想を据え置いた。