terapyon channel

Manabu TERADA

terapyon こと、Manabu TERADA(寺田学)です。 Pythonでシステム構築したり、IT系技術コンサルをしています。このポッドキャストでは私が普段感じていることやイベント情報、書籍などのIT技術の幅広い話をしていきたいと思います。

  1. 4 DAYS AGO

    #115 もりもとさんをゲストに AIがもたらす開発スタイルの変化

    Summary:  年一ゲストもりもとさんと、OSS TechにおけるID連携ツール開発の近況から、AIエージェント活用で、Claude Code、Devin AI、DeepWikiなどを使い分け、プロトタイプ作成(ブートストラップ的)と既存プロダクト拡張(メンテナンス的)の2パターンを深堀り。AIは品質向上に貢献する一方、生産性や学習阻害、「AIを賢く使うには自身が賢くなければならない」というパラドックスも課題として提起。この技術変化の中で、Git活用やメタ認知の重要性など、AI時代の開発スタイルと学習方法について議論した。 Guest: 神戸でひとり会社をやっているもりもとです。 いまは受託開発をしていて osstech さんという、統合認証のパッケージベンダーさんで id 連携ツールのプロダクト開発のお手伝いをしている。この11月で3年経つ。 Contents: もりもとさんの自己紹介と近況報告ID連携ツールの開発は、顧客要件の多様性から複雑で、まだまだ開発が続き、運用を効率化する非機能要件の追加開発を行っている。プロダクトはオンプレミスとクラウド両対応を目指し、現在はDocker Composeで運用している。将来的にKubernetesへ移行や、Podmanの利用がセキュリティ面から注目されている。マネージャーの役割は年長者に限らず、誰でも可能であると考えている。顧問の原氏と小宮氏に相談しており、特に小宮氏とはAIエージェント開発の議論で理解を深めた。原氏の指導のもと、OSSテックの管理画面UI/UX勉強会を実施し、情報設計の重要性を学んだ。寺田氏はLinearを課題管理ツールとして継続利用し、その便利さを強調した。GitHubとの連携により、PRのレビューや会話がスムーズに行える。もりもと氏はGitLabを利用しているが、GitHub Actionsの利便性からGitHubの独り勝ち傾向を感じている。もりもと氏は最近Claude Codeを多用、fukabori.fmをきっかけに、AIエージェントの活用方法を本格的に理解した。AIエージェントの活用パターンとして、ブートストラップ的使い方(プロトタイプ作成)とメンテナンス的使い方(既存プロダクト拡張)の2種類を区別している。寺田氏はLinearとDevin AIを連携させ、メンテナンス的使い方で詳細な指示により開発を進めてい。ブートストラップ的使い方では、「子供にクレジットカードを渡すようなもの」という表現で、保守の難しさを指摘した。AIが生成したコードは、人間が手で最終修正することが多く、アシスト的な役割として活用している。事例として、AIに2ヶ月で約4万行のコード生成を委託したケースが紹介された。 実用品を作って探る生成AIを使ったソフトウェア開発の現在AIによる複雑な処理の自動化は、人間の学習と批判的思考力の低下を妨げる可能性がある。若手エンジニアがプログラミングのステップアップを学ぶ機会を奪われるリスクも指摘された。コードレビューはAIも活用できるが、経験ある人間の判断が不可欠である。ハッカソン参加者のAI利用調査では、Claude Codeが最も人気を集めていた。Devin AIはレポジトリをインデックス化し、ドキュメント自動生成やイシューからの開発進行をサポートする。Deep WikiはGitHubのオープンソースコードを詳細に分析し、質問に答えることでコード調査を効率化する。AI時代でもGitなどのバージョン管理システムの適切な利用と開発ワークフローの理解は不可欠である。課題管理システムを日々の「気づき」や「考え」を記録するメタ認知のツールとして活用する可能性が議論された。 このNoteは、NotebookLMで生成し部分的に修正。 Links: fukabori.fm 131. AIコーディングの現在地 w/ twada: https://fukabori.fm/episode/131実用品を作って探る生成AIを使ったソフトウェア開発の現在: https://tech.dentsusoken.com/entry/2025/08/27/%E5%AE%9F%E7%94%A8%E5%93%81%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%8E%A2%E3%82%8B%E7%94%9F%E6%88%90AI%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E9%96%8B

    1h 38m
  2. 13 AUG

    #114 清水川さんをゲストに TRACERY MCPサーバ開発の裏話

    Summary: 清水川さんをゲストに迎え、AIコーディングとMCP(Model Context Protocol)を活用した最新の開発手法が深く掘り下げられています。特に、清水川さんが開発を主導したドキュメンテーションサービス「TRACERY」のMCP連携が紹介され、AIエージェントがコードベースからドキュメントや設計書を自動生成し、開発プロセス全体を加速する事例が詳細に語られました。GitHub Copilotの活用やリモートMCPの登場により、開発効率が飛躍的に向上した体験談、そしてGitを中心とした開発スタイルの重要性が強調されています。 Guest: 清水川(@shimizukawa) (株) BePROUD で IT Architect、ドキュメンテーションサービスの開発チー。Python歴 2003年頃からなので22年ちょっと。先日はじめてPyCon USに参加しました。 Contents: (NotebookLMで作成) 清水川さんの自己紹介と、BeProudのIT Architectとしての活動が紹介され清水川さんのPython歴は2003年頃からで、約22〜23年になると述べられPyCon US 2025に初めて参加し、技術だけでなくコミュニティの話題が深いと感じた経験が語られたPythonの20年間の変化について議論された清水川さんが8月にキャンピングカーを借りて家族で四国へ旅行する計画を明かした運転やコストに関するキャンピングカーの課題や、アイデアのきっかけとなったポッドキャストが紹介された。 https://www.momit.fm/episode/75今回のポッドキャストの主題は、7月28日のBPStudy 215での清水川さんの「MCP連携で加速するAI駆動開発」の発表であることが説明された清水川さんがAIコーディングやAI駆動開発という用語を使用すると述べたLLMツールとして、調べ物にPerplexityとGemini、開発にClaude Sonnet 4を主に利用していると説明された。GitHub CopilotでGPT-5が利用可能になったことと、そのトークン消費モデルについて言及された寺田もLLMの利用状況(ChatGPT, Gemini, NotebookLM)を共有した清水川さんがAIエージェントとしてGitHub Copilotをメインに利用していると話した清水川さんの開発環境がGitHub Codespaces上で動作し、月額約1万円の費用がかかると述べられたAIエージェントにプルリクエスト作成まで任せる開発スタイルが紹介された人間が細かい指示をAIに与え、AIは探索的な作業や設計書作成に活用するという役割分担が議論されたMCPの活用として、GitHub MCPサーバーがIssueの読込みに便利だと語られたMCPのユースケースとして、クローズド情報の参照や、面倒な計算・情報まとめの自動化が挙げられたTRACERYのMCPサーバーの開発は清水川さんが主導したと説明されたTRACERYはシステム開発のためのドキュメンテーションサービスであり、無料枠も提供されていると紹介されたTRACERYは、情報分断や更新の課題を解決し、図の作成機能も持つドキュメンテーションツールであることが説明されたTRACERYのMCPサーバー開発では、認証周りの実装が特に大変だったと語られたリモートMCPは2025年6月18日版の仕様から正式に定義され、VS CodeやGitHub MCPが迅速に対応したことが述べられたデモでは、LLMにコードから用語集やAPI設計書を作成させ、TRACERYに登録するプロセスが示された開発終盤でAIエージェントを活用し、2日間でGitHub Copilotのプレミアムリクエスト300回分を使い果たすほど開発効率が向上した経験が語られたGitの適切な利用(コミットやプルリクエスト)が、AIエージェントを活用した開発において重要であると再確認された環境構築の自動化(Devコンテナなど)が、AIエージェントの活用において非常に重要であると強調された今後のPyCon JPが9月末に広島で開催されること、寺田さんと清水川さん両名がトークを行う予定であることが告知された Links: BPStudy: 215 https://bpstudy.connpass.com/event/361340/BPStudyの資料: https://speakerdeck.com/bpstudy/mcp-integration-accelerates-ai-driven-developmentTRACERY: https://tracery.jp/TRACERY MCP: https://docs.tracery.jp/integration/mcp.htmlMCP連携で加速するAI駆動開発 - その1:TRACERYがMCP対応した理由とその背景: https://tracery.jp/articles/entry/ai-context-and-tracery-mcpMCP連携で加速するAI駆動開発 - その2:設計書からAPIまで──TRACERY連携の実演: https://tracery.jp/articles/entry/tracery-mcp-live-demoMCP Authorization Flow Steps: https://modelcontextprotocol.io/specification/2025-06-18/basic/authorization#authorization-flow-stepsPyCon JP 2025: https://2025.pycon.jp/ja

    1h 53m
  3. 7 AUG

    #113 小山さんをゲストに SciPy con 2025参加報告

    Summary:  SciPyは科学技術計算と可視化に特化した国際Pythonカンファレンスで、NumPyやJupyterなど著名ツールの誕生地です。カンファレンスの詳細を小山さんに書いたっていただきました。小山さんはAIエンジニアとしてLLMやClaude Codeに注目。Git対応・AIネイティブなMarimoの台頭や、Anacondaライセンス問題と新パッケージマネージャーPixi、OSSの公共インフラ活用などが議論されました。 Guest: 小山 : @tkoyam010 燈株式会社という建設・製造業のAIスタートアップでAIエンジニアをしています。現在はLLMチームでPythonをバリバリ書いています。最近はClaude Codeにハマっています。前職では建築土木の物理シミュレーションをしていました。現職でもそれを活かし、物理シミュレーションのAIプロジェクトにも参加しています。Pythonコミュニティには6年ほど前から参加しています。 Contents: ゲスト紹介: 小山さんは転職してAIエンジニア(LLMチーム所属)。寺田さんも7月にPyCon US振り返りやEuroPythonなど多数イベントに参加。夏山合宿でAI活用におけるGitと開発ワークフローの重要性を議論。小山さんはSciPyカンファレンスの常連参加者からの報告SciPy 2025は科学技術計算・可視化に特化した国際PythonカンファレンスSciPyはNumPy、Jupyterなど著名Pythonツールの「生まれ故郷」。参加者数400~500人で、ワシントン州タコマで開催。主催は**OSSスポンサーNPO「NumFOCUS」**で、AI分野への資金配分を増加中。小山さんはSciPyチュートリアルスタッフを3年連続で担当。チュートリアルでGit・AIネイティブな「Marimo」の利用が増加。キーノートでHAF氏が「公共インフラにおけるOSS活用」の重要性を強調。MatplotlibのKyle氏が動的プロットの新機能「DataContainer」を発表。Jacob氏がユーザー視点での移行負担に基づく「Effective Versioning」を提唱。SciPyのトーク採択倍率は約10倍で、セッション数拡大を検討。「SciPy Tools Plenty」で主要ライブラリ活動報告、Jupyter Book公式採用も。小山さんはライトニングトークに登壇、ユーモラスな発表。BoFセッションで「Anacondaライセンス問題」を議論。代替案としてコミュニティベースの「Conda-Forge」利用を推奨。Rust製高速パッケージマネージャー「Pixi」が注目され、Conda-Forge利用をデフォルト化。小山さんはNumFOCUSの支援に感謝し、PyVistaユーザーの声がモチベーションに。来年1月に日本で「SciPy Data Japan」開催予定。PyCon JP 2024が9月末に広島で開催。 Links: SciPy 2025 カンファレンスレポート: https://tech.akariinc.co.jp/entry/2025/07/24/190000pyOpenSci Pythonパッケージガイド日本語版を公開しました: https://tech.akariinc.co.jp/entry/2025/05/01/190000https://numfocus.org/pyOpenSci Pythonパッケージガイド: https://www.pyopensci.org/python-package-guide/ja/index.htmlhttps://marimo.io/https://pixi.sh/latest/https://conda-forge.org/https://www.anaconda.com/

    1h 17m
  4. 28 JUL

    #112 Koudaiさんとwhitphxさんを ゲストに EuroPython 2025 振り返り

    Summary:  EuroPython 2025プラハへの参加を振り返り、カンファレンスの雰囲気、プラハの魅力、そしてAIを活用したコーディングの最新動向について語るものです。参加者の移動から始まり、イベントでの交流、トークの裏側、コミュニティ活動、そしてPyCon USとの比較まで、詳細な体験談が共有されています。AIコーディングでは、Claude Codeの活用やDevinとの使い分け、AIとの連携における明確な指示の重要性が強調されています。 Guest: @koxudaxi(コウダイ)の名前で活動している青野高大です。 普段はOSSでPython関連のツールを開発していて、代表的なものとしてはOpenAPIやJSON Schemaからコードを生成するdatamodel-code-generatorや、RuffやPydantic用のPyCharmプラグインなどを作っています。OSS自体はAndroidのハックなども含めると15年以上続けているのですが、Pythonコミュニティに本格的に関わるようになったのは比較的最近で、2024年のPyConUSが初参加でした。去年はPyConUSとEuroPythonでスピーカーとして登壇させていただき、今年のPyConUSでも再びスピーカーとして参加してきました。実は現在働いているMirascopeという会社も、去年のPyConUSがきっかけで転職することになりました。Astralのパーティーで、PydanticのSamuel経由で今のCEOと出会い、その場で誘っていただいて、去年の8月から働いています。 橘祐一郎(whitphx)です。4年前くらいからStreamlitまわりで色々作っています。動画・音声をリアルタイムに伝送して処理できる拡張や、Streamlit自体のWebAssemblyフォーク(Stlite)などを作ったりしています。過去に幾つかのPyConでこの辺のトークをしました。今はHugging Faceという会社で働いています。入社後、Stliteの知見をベースにGradioのWasm版、Gradio-Liteを作りました。その辺の流れで、最近はWeb MLと言われるような領域(ブラウザで推論するMLモデル)にも片足を突っ込んでいます。Hugging FaceにちょうどTransformers.jsの作者がいるので、その辺りとも絡みが出てきています。これらは全部OSSです。OSSの活動が好きですし、それでどうやって生計を立てるかに興味があります。その辺の話も過去にterapyon channelでしました。 Contents: ポッドキャスト導入とゲスト紹介:寺田氏がパーソナリティを務め、EuroPython 2025の振り返りについて、ゲストのKoudai氏(ミラースコープ所属のOSS Pythonツール開発者)とwhitphx氏(Hugging Face所属のソフトウェアエンジニア、Streamlit関連プロジェクトに注力)を紹介旅程: whitphx氏が7月13日深夜に出発し14日朝にプラハへ到着し、会場で交流を始めました。寺田は7月14日朝に成田を出発し同日夜にプラハに到着し、翌日からのイベントに備えてホテルで休息しました。Koudai氏は7月15日朝に羽田を出発し夕方にプラハに到着、効率的な移動でスピーカーディナーに間に合いました。whitphx氏のトークは、会期直前の月曜日夕方に急遽採択が決定し、焦りながらも準備を進めました寺田は火曜日(Day 0)にプラハ城観光を楽しみましたが、雨により途中で切り上げ、PAOブースの設営を行いましたスピーカーディナーには約100人のスピーカーが参加し、FastAPI作者のSebastián Ramírez、PyScriptチームのNicolas、Strawberry GraphQLのPatrick、PyCon GreeceのTheo Panisらと交流しましたEuroPython 1日目のキーノートでは、Core DeveloperになることやOSS貢献の重要性が語られました寺田はPSFボードメンバーのChuckと共にPAOとPyCon JPに関する動画インタビューを受け、日本語を交えてPRを行いました寺田はNVDAトークのスピーカーなどと積極的に交流し、自身の「挑戦」を実践しましたカンファレンスのランチやスナックは人気が高く、早めに行かないと手に入りにくい状況でしたwhitphx氏のトークは、StreamlitとstliteさらにはHugging FaceのJavaScriptライブラリを利用する方法を紹介しましたKoudai氏はPyCon USと同じ「型ヒント」に関するトークを行い、会場はほぼ満員となり、参加者から高い評価と反響を得ました非公式の飲み会では、Armin Ronacher(Mitsuhiko)らが参加し、技術以外のカジュアルな話題で盛り上がりましたPyPIサポートエンジニアのトークでは、世界インフラであるPyPIのユーザーサポートの苦労と改善(リードタイムの短縮)が紹介され、「PyPI」という正しい発音が強調されましたSebastián Ramírez(FastAPI作者)のキーノートは「エモい」と評され、彼がPydanticからFastAPI、そしてクラウドサービスへと発展させた5年間のキャリアとコミュニティへの貢献が賞賛されましたSebastián RamírezはPyCon JP 2025(広島、9/26-27)のキーノートスピーカーとして来日予定です公式パーティーは雨の中開催されましたが、アジアの参加者など様々な国の人々と交流し、haitchライブラリの開発者との出会いもありましたDay 3のKoudai氏は、Paul EverittやPyJSXの作者Thomasと、PythonでのT-stringやDSL表現、Web開発の未来について深く議論しましたコミュニティオーガナイザーのオープンスペースでは、イベントの資金調達や若者参加促進に関する議論が中心で、寺田は開催地の選定方法について質問しましたドキュメンタリーとパネルディスカッションでは、Python 2から3への移行の苦悩やPyLadiesの立ち上げの歴史、そしてPythonコミュニティの未来が語られましたKoudai氏はスプリントでCPythonコアデベロッパーのThomas(PyJSX作者、CERN勤務)やŁukaszらと交流しましたwhitphx氏がスプリントでhaitchライブラリのテーブルに参加し、具体的な貢献には至らなかったものの、開発ワークフローのユニークさ(メーリングリストベース)に触れましたEuroPythonはPyCon USに比べて規模が小さく、より親しみやすい雰囲気で交流しやすく、非ネイティブ英語話者にとってもハードルが低いと評価されましたプラハの物価は東京よりやや高い程度で、ミュンヘンに比べてはるかに安いと報告されました寺田は自身のEuroPythonでの挑戦(NVDAスピーカーやGELのブース訪問、ビデオインタビュー)を振り返り、成果を報告しましたPyCon USとEuroPythonの両方に参加することで、主要な開発者との出会いのカバレッジが非常に高いと推奨されました Links: EuroPython: https://ep2025.europython.eu/PyCon JP 2025: https://2025.pycon.jpPythonAsia Online Charity Talk H1 2025: https://events.pythonasia.org/charity-talks-h1-2025/page/about/https://github.com/strawberry-graphql/strawberryhttps://pypi.org/project/haitch/https://github.com/tomasr8/pyjsxhttps://pypi.org/project/python-jsx/https://sourcehut.org/

    2h 4m
  5. 8 JUL

    #111 福田さんをゲストに EuroPythonとプラハ話から、AIコーディングの今

    Summary: EuroPython 2025プラハへの初参加の意気込みと、PyCon USとの比較を通じたEuroPythonの親しみやすい雰囲気の紹介。現在のAIを活用したコーディングの最前線として、Claude Codeをメインに活用し、GitHub ActionsでのPRレビューやDevinとの使い分けの2025年7月のスナップショット。池内さんの「エージェントの年」という予言が現実化する中で、AIとの効果的な連携には明確な指示、型ヒント、テストコードが重要と感じている話。 Guest: ふくだじゅんやといいます Xはjunyafff です。 GROOVE-Xという会社でソフトウェアエンジニアをやっています。Pythonの非同期がかっこいいので大好きです。技術評論社さんのwebで「Pythonマンスリートピック」を連載させていただいたり、本を執筆・翻訳させていただいたりしています。 最近ハマっていることはランニングでビールが大好きです。よろしくお願いします。 Contents: 福田さんの自己紹介: Groove Xのソフトウェアエンジニア、Pythonの非同期が好き、技術評論者の連載や執筆・翻訳、最近はランニングにハマっている寺田の初EuroPython 2025(プラハ)EuroPythonとPyCon USの比較: EuroPythonの方が規模が小さく、より親しみやすくコミュニケーションが取りやすいという福田さんの感想EuroPythonでの参加者との交流方法: ランチやコーヒータイムでの積極的な声かけ、拙い英語でも受け入れてもらいやすい雰囲気EuroPythonの参加規模: 2023年は約1300人、PyCon USの半分程度で「また会える」感覚があるカンファレンスでの楽しみ方: トークだけでなくブース訪問やオープンスペースでの交流プラハの街の魅力: 「街全体がディズニーシーのよう」、ゴシックやルネサンス様式の美しい建物、写真映えする街並みプラハの治安と交通: 夜間でも安全、Uberが非常に使いやすいプラハの食事: 肉とビールが美味しいAIを活用したコーディングの現状(2025年7月)の概論AIエージェントの進化: 年初に池内さんが提唱した「エージェントの年」が現実化。Devin、Cline、GitHub Copilot Agentを経て、Claude Codeが主流にClaude Codeの主な利用状況: 福田さんは日常の開発でClaude Codeを活用Claude CodeのGitHub Actions連携: PRレビューコメントやIssueへの対応指示が可能Devinの活用: LinearのIssueトラッカーと連携し、Issueの自動作成や課題の解決に利用(プロダクションでも使用)AIへの指示の重要性: 人間が理解しやすい明確な指示が、AIの成果に直結Claude CodeとMCP/Slack連携: Slackでの議論からIssueやConfluenceドキュメントを自動生成する活用例企業のAI活用推進: 生産性向上と最新技術探索のため、会社が積極的にAIツール費用を負担AI技術の急速な進化とノウハウの陳腐化: 数ヶ月で主要ツールや最適解が変化し、キャッチアップの難しさAIと開発ワークフローの安全性: プルリクエスト(PR)を通じた人間によるレビューの重要性Devin Search/Devin Wikiの活用: 未知のコードベースのオンボーディングや影響範囲の理解に役立つ(複数リポジトリの検索も可能)Claude CodeとDevinの使い分け: Devinはコード理解やドキュメント作成、Claude Codeは実際のコーディングに利用AI時代における型ヒントとテストコードの重要性: AIによるコード生成量が増える中で、品質と安全性を保つために不可欠ソフトウェア開発以外のAI活用: 寺田はPodcastの概要作成にNotebookLMを利用。グラフィックデザインなど他分野への応用はまだ課題が多い音声文字起こし技術: Whisperが一般的に利用されているが、最新版の調査は不足していることを共有PyCon JP 2025広島開催の告知: 9月26日・27日、スプリントは28日。キーノートはFastAPI作者のSebastián Ramírez氏Python Asia Organization (PAO) チャリティートークの告知: 7月26日(土)午後2時(日本時間)オンライン開催、PyCon Steering CouncilのDonghee氏らが登壇 Links: EuroPython: https://ep2025.europython.eu/Devin: https://devin.ai/Claude Code: https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code/overviewNotebookLM: https://notebooklm.google.com/Whisper: https://github.com/openai/whisperPyCon JP 2025: https://2025.pycon.jpPythonAsia Online Charity Talk H1 2025: https://events.pythonasia.org/charity-talks-h1-2025/page/about/

    1h 32m
  6. 27 JUN

    #110 tokibitoさんを ゲストにDjango話やコミュニティ そしてAIとの向き合い方まで

    AI翻訳を活用したDjango Congress JP 2025のオンライン開催が振り返り。SQLワークショップ登壇、EuroPython初参加とPython Asia Organization (PAO)設立について発表。さらに、AIを活用したコーディングの現状とプログラミング教育への影響。PyCon JP 2025が広島で開催されること、キーノートスピーカーも告知されました。 Guest: tokibito  おかのしんやです。ハンドルネーム ときびとObotAI(オーボットエーアイ)の取締役CTO、オープンコレクターの取締役PythonとDjangoフレームワークを2006年から使っています Contents: オープニングと時さんの過去の出演歴紹介tokibitoさんの現在の仕事と子育てにおける多忙さ技術研鑽と最新技術へのキャッチアップの課題terapyonの最近の仕事の多忙さと大規模案件Django Congress JP 2025のオンライン開催振り返りオンラインカンファレンスの配信とパブリックビューイング2トラックオンラインイベントの運営と視聴体験Django Congress JPにおける海外登壇とAI翻訳の活用AI翻訳の精度と評価、およびその効果海外からの登壇者の地域分布と技術トレンドカンファレンスのオンライン開催とオフライン開催の比較テックラーメンカンファレンス 2025への参加とSQLワークショップterapyonのEuroPython 2025への参加Python Asia Organization (PAO)の設立と目的PAOの活動と今後のオンラインイベント計画Django Software Foundation (DSF)メンバーとしての活動Djangoフレームワークの保守性とWeb技術の進化AIを活用したコーディング(バイブコーディング)の現状と課題PyCon JP 2025の広島開催とキーノートスピーカーPyCon JPの地方開催における課題と国際的な魅力 Links: DjangoCongress JP 2025: https://djangocongress.jp/DjangoCongress YouTube: https://www.youtube.com/@djangocongressjp3623/featuredTechRAMEN(テックラーメン): https://techramenconf.net/DSF: https://www.djangoproject.com/foundation/PAO: https://pythonasia.org/PyCon JP 2025 Camp Tutorial GitHubリポジトリ: https://github.com/PyConJP-Organization/PyConJP2025-Camp-TutorialPyCon JP 2025公式サイト: https://2025.pycon.jp

    1h 47m
  7. 3 JUN

    #109 Koudaiさんとwhitphxさんをゲストに PyCon US 2025 振り返り

    Description: 前回に続きPyCon US 2025参加レポートです。Koudaiさん、whitphxさん、寺田の3人が、ピッツバーグでのカンファレンス体験を詳細に語ります。トークやスプリントでの活動、新しい機能T-string(PEP 750)の開発話、OSS活動、現地での交流、そして移動中のエピソードまで、盛りだくさんの内容です。今後のEuroPythonやPyCon JPに関する告知もあります Guest: @koxudaxi(コウダイ)の名前で活動している青野高大です。 普段はOSSでPython関連のツールを開発していて、代表的なものとしてはOpenAPIやJSON Schemaからコードを生成するdatamodel-code-generatorや、RuffやPydantic用のPyCharmプラグインなどを作っています。 OSS自体はAndroidのハックなども含めると15年以上続けているのですが、Pythonコミュニティに本格的に関わるようになったのは比較的最近で、2024年のPyConUSが初参加でした。 去年はPyConUSとEuroPythonでスピーカーとして登壇させていただき、今年のPyConUSでも再びスピーカーとして参加してきました。実は現在働いているMirascopeという会社も、去年のPyConUSがきっかけで転職することになりました。Astralのパーティーで、PydanticのSamuel経由で今のCEOと出会い、その場で誘っていただいて、去年の8月から働いています。 橘祐一郎(whitphx)です。4年前くらいからStreamlitまわりで色々作っています。動画・音声をリアルタイムに伝送して処理できる拡張や、Streamlit自体のWebAssemblyフォーク(Stlite)などを作ったりしています。過去に幾つかのPyConでこの辺のトークをしました。 今はHugging Faceという会社で働いています。入社後、Stliteの知見をベースにGradioのWasm版、Gradio-Liteを作りました。その辺の流れで、最近はWeb MLと言われるような領域(ブラウザで推論するMLモデル)にも片足を突っ込んでいます。Hugging FaceにちょうどTransformers.jsの作者がいるので、その辺りとも絡みが出てきています。これらは全部OSSです。 OSSの活動が好きですし、それでどうやって生計を立てるかに興味があります。その辺の話も過去にterapyon channelでしました。 Contents: ゲスト紹介KoudaiさんのOSS活動(データモデルジェネレーター、PyCharmプラグインなど)とカンファレンスでの登壇経験(US/EuroPython)whitphxさんのOSS活動(Streamlit関連、WebAssembly版、Hugging Faceでの仕事)と過去のポッドキャスト出演KoudaiさんのPyCon USをきっかけとした転職とMirascopeでのフルリモートワークについてPyCon US 2025の概要(開催地:ピッツバーグ、期間、イベント構成:トーク、チュートリアル、サミット、スプリント)寺田のPyCon USでの活動(PAOブース担当)KoudaiさんのPyCon USでの活動(トーク登壇、テーマ:タイプヒント)PythonコミュニティにおけるTypeヒントの現状と課題(浸透度、型パズル、ツール利用)Koudaiさんのトーク発表体験(緊張、スライド作成の工夫)whitphxさんのPyCon USでの活動(WASM Summit参加、Pyodide/PyScript関連、CPythonスプリント参加、REPLのIssue解決、メンテナーとの交流、CLA署名)KoudaiさんのPyCon USでの活動(FlaskCon参加、PEP 750関連)キーノートの話(スライドのない発表、テックジャイアント批判、話術の高さ)その他気になったトーク紹介(free threading、Marimo、OSSを仕事にする、Unicodeなど)steering councilの発表(Python 3.14、T-string関連)T-string(PEP 750)の詳細(Templateクラス、目的:インジェクション対策、JSのタグ付きテンプレートとの比較)T-string開発の経緯(Jim Baker, Guido, Paul Everittとの協力、ツール整備、PyCharmプラグイン開発)T-string関連ツールの開発(E-Linterによるシンタックスハイライトなど)T-stringの今後の可能性と用途(Web開発、DSL、SQL/HTMLライブラリ連携、シェル呼び出し)アメリカへの渡航・入国体験談(ESTA、MPC、空港でのトラブル、乗り継ぎ)今後のカンファレンス参加予定(whitphxさん:Snowflake、Koudaiさん/whitphxさん/寺田:EuroPython)PyCon JP 2025広島や関連イベントの告知(PyCon JP TV報告会、渋谷振り返り会) Links: Mirascope: https://mirascope.com/Keynote関連: 「大いなる力には何の責任も伴わなかった」 https://p2ptk.org/monopoly/5369Marimo: https://github.com/marimo-team/marimo/blob/main/README_Japanese.mdTextual: https://textual.textualize.io/PEP 750 – Template Strings: https://peps.python.org/pep-0750/https://t-strings.help/T-linter: https://pypi.org/project/t-linter/whitphxさんのSprintでの貢献 https://github.com/python/cpython/pull/134275 Description、Contentsは、NoteboolLMを利用して作成し、文字表記を一部修正しました。

    1h 58m

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