本チャンネル

「いきり」に対抗する思考とためらいの大切さ——『「いきり」の構造』著者・武田砂鉄さん インタビュー

本チャンネル「 #今日発売の気になる新刊 」では、独立系書店の店主たちが、新刊情報をくまなくチェックする中で目に留まった「これは!」という一冊を紹介しています。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。

【取り扱い書店】

本書はマルジナリア書店、全国の書店でご購入いただけます。

※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。

また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。

本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)

https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03

キャンペーンコード:TBCUCNM

【書籍について】

武田砂鉄:著『「いきり」の構造』(朝日新聞出版)

1,870円(1,700円+税)|2025年9月5日発売

どうしてあんなに、自信満々なのか――。

「迷惑」を忌避する社会で際立とうとして、「いきり」が幅を利かせ、暴走する。

「わからないのはバカ」「別に迷惑かかってないし」「政治家になってから言えよ!」「切り取りだろ!」……。

「従順」か「居丈高」か。

世の中に蔓延(はびこ)る、この二択から逃れ、ちゃんと深く息を吸うために、疲弊した社会の問題点を掴まえる。

社会、""私""という個人、日本人論のトライアングルの中に「いきり」を浮かび上がらせることを試みた一冊。

【番組を気に入ってくださった方へ】

以下にて情報を発信しています。ぜひフォローや登録をお願いします。

・本チャンネルのX(旧Twitter)

https://x.com/book_channel_

・内沼のX(旧Twitter)

https://twitter.com/numabooks

・内沼のInstagram

https://www.instagram.com/numabooks/

・番組Discord

https://discord.com/channels/1120533441964933211/1124254419677085808

【出版社のみなさまへ】

紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。

https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8

【動画の目次】

00:00 『「いきり」の構造』

03:16 SNSに漂っている強く言ったほうが勝ちの空気感 

08:02 言語化の危険性

09:44 考えや言葉よりも作戦が前にでる世の中

14:40 発信と応答が持つ効力を注視する

20:32 言語化できないけれど大事にしたい「なんか」

28:39 「!」を「?」に引き戻す

【本日のゲスト】

武田砂鉄/ライター

1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年からフリーライターに。新聞への寄稿や、週刊誌、文芸誌、ファッション誌など幅広いメディアで連載を多数執筆するほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している。

【本日のインタビュアー】

小林えみ

1978年生まれ。マルジナリア書店店主・出版社よはく舎代表。https://yorunoyohaku.com/

【クレジット】

配信日:2025年9月5日(金) 

ホスト:内沼晋太郎

動画編集:久木田友希

テロップ校正:遠藤悠莉

制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)

ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。

the.book.channel.2023@gmail.com