「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。
【取り扱い書店】
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【書籍について】
著者:チェ・ソンウン 訳者:小山内園子 解説者:中野円佳
『働きたいのに働けない私たち』(世界思想社)
1,980(1,800円+税)|2025年5月20日発売
韓国では、結婚して子どもを産んだあとも勉学や仕事に奮闘する女性たちは、「欲が深い」「図太い」などと形容される。大学進学率は女子が男子を追い越し、高学歴女性が多数になった今も、女性は就職・就業・昇進すべてにおいて男性より不利である。そして、一旦キャリア断絶した女性は、低賃金の非正規パート雇用でしか再就職の道がない。その結果が、超少子化だ。本書は、韓国の女性たちが労働市場から疎外される理由を解き明かし、機会の平等性をどのように実現できるのかを、スウェーデン、アメリカの制度をヒントに考える。誰もが学んだことを生かせる社会をつくることは、韓国と共通した問題を抱える日本の課題でもある。
チェ・ソンウン/大田世宗研究院世宗研究室 責任研究委員
延世大学行政学科で修士号、博士号を取得後、国会立法調査処児童保育立法調査官補を経て、淑明女子大、延世大、明知大などで教鞭をとる。現在は大田世宗研究院世宗研究室の責任研究委員として、世宗特別自治市の女性、子ども、少子化政策の課題を研究。
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【出版社のみなさまへ】
紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。
https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8
【動画の目次】
00:00 『働きたいのに働けない私たち』
04:36 ‘働きたいのに働けない’は個人ではなく社会の問題
07:54 どうしても紹介したかった 本書との出会いと出版の経緯
16:43 職場でこっそりページを開く「あなた」のための本
21:04 日本の読者に向けて加筆された、コロナ禍を経ての問い
23:08 働き方に疑問を持つすべての人へ
【本日のゲスト】
小山内園子/韓日翻訳家、社会福祉士
NHK報道局ディレクターを経て、延世大学校などで韓国語を学ぶ。訳書にク・ビョンモ『破果』『破砕』、チョ・ナムジュ『耳をすませば』、カン・ファギル『大仏ホテルの幽霊』など、著書に『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』がある。
【本日のインタビュアー】
古賀詩穂子/TOUTEN BOOKSTORE 店主
愛知県出身。出版取次での勤務、本屋の企画運営に携わる事業での勤務を経て、名古屋・金山にて新刊書店「TOUTEN BOOKSTORE」を開業。ZINE『読点magazine、』を発行している。 https://www.touten-bookstore.net/
【クレジット】
配信日:2025年5月20日(火)
ホスト:内沼晋太郎
動画編集:久木田友希
テロップ校正:遠藤悠莉
制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)
ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。
the.book.channel.2023@gmail.com
情報
- 番組
- 頻度アップデート:毎日
- 配信日2025年5月20日 9:00 UTC
- 長さ27分
- 制限指定不適切な内容を含まない