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リーダー・マネージャーが陥りがちな「影響力」の過小評価|CULTIBASE Radio|Management #92 CULTIBASE Radio

    • ビジネス

CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの92回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「リーダー・マネージャーが陥りがちな『影響力』の過小評価」をテーマにディスカッションしました。


多くの人は、自分の他人への影響力を過小評価してしまう傾向にある。そしてその結果、マネジメントやリーダーシップを発揮しづらくなっているのではないかとミナベは指摘する。
たとえば、比較的年の若い経営者が立ち上げたスタートアップ企業が、熟達したスキルを持つミドル層をマネージャーとして採用した場合に、「自分にもできるのだから、この人にできないわけがないだろう」と考え、"無茶振り”をしてしまうケースがある。こうしたコミュニケーションエラーの原因は、経営者側の潜在的な自信のなさにある。
同様のケースは、経営者だけでなくマネージャークラスでも起こりうる。また、マネージャーが自身の影響力に対して無自覚であるがゆえに、強権的なマネジメントを意図せず行っていることもあるという。そのような状態に陥らないためには、自身の影響力や成果に対する正しい自己認識(Self-awareness)が求められる。
自身の自己認識を整えるために何ができるのか。ミナベは、まずは自分の認識を言語化し、周囲に語ることが重要だと言う。そしてその発信に対するフィードバックを周囲から受け取りながら、対話的に自他の認識を揃えることを意識するとよいだろう。大前提、ギャップや矛盾はどうしても起こりうる。だからこそ自分と他者の間にどんな矛盾が起こっているのかを相互に確認し合う機会を作ってみることが大切である。



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▼ミドルマネージャーの行動科学:エビデンスに基づく処方箋

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多くの人は、自分の他人への影響力を過小評価してしまう傾向にある。そしてその結果、マネジメントやリーダーシップを発揮しづらくなっているのではないかとミナベは指摘する。
たとえば、比較的年の若い経営者が立ち上げたスタートアップ企業が、熟達したスキルを持つミドル層をマネージャーとして採用した場合に、「自分にもできるのだから、この人にできないわけがないだろう」と考え、"無茶振り”をしてしまうケースがある。こうしたコミュニケーションエラーの原因は、経営者側の潜在的な自信のなさにある。
同様のケースは、経営者だけでなくマネージャークラスでも起こりうる。また、マネージャーが自身の影響力に対して無自覚であるがゆえに、強権的なマネジメントを意図せず行っていることもあるという。そのような状態に陥らないためには、自身の影響力や成果に対する正しい自己認識(Self-awareness)が求められる。
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