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事業と人の成長ギャップの乗り越え方|CULTIBASE Radio|Organization Design #9 CULTIBASE Radio

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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio 組織デザインの第9回目は、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業と人の成長ギャップの乗り越え方」というテーマで語りました。

『事業と人の成長ギャップの乗り越え方』の概要


前回の組織デザインラジオでは、今なぜ組織デザインが重要なのかについて、事業多角化と人材多様性という観点から紐解いた。今回の組織デザインラジオでは、現代組織で求められる事業多角化と人材多様性の背後にある組織の問題について迫る。


昨今研究分野でも企業の変革力を示す「ダイナミックケイパビリティ」というキーワードがトレンドになっている。外部環境の変化が激しいからこそ変化に即して事業を編み上げ変化させることが大事だと指摘されており、状況に合わせた事業の変革、多角化をデザインし高度なマネジメントが必要だとミナベは語る。


ここで難しいのは、事業の価値はPL等事業数値に表現されるもののそこで可視化されるのはあくまでも氷山の一角であり、水面下で支えている人をプロダクト同様に長期のスパンで育まないと、短期的な成果が出ても長期的な成果には結びつきづらいとミナベは指摘する。


他方、人材多様性やヒューマンキャピタルへの投資の重要性が叫ばれており、昔に比べると人を尊重する企業が増加傾向にある。こうした流れは非常に重要だと述べつつ、事業に対していかにインパクトを与えていくかという設計、事業多角化のデザインがちゃんとなされてない状態も起こりがちだと指摘する。


こうした状況が続くと人的資本に対して投資するための資本も枯渇してしまう。選択と集中がたびたび重要視されるのも、組織のための組織を重要視するあまり、不採算事業からの撤退ができなくなるといった自体が背景にあるとミナベは語る。


MIMIGURIが提唱するCCMはまさに、こうした2つの困難を編み合わせながら乗り越えていく際の組織デザインの見取り図だとミナベは語る。個人レベルで探究活動をし、そうした人たちがチームとして集い、対話活動を通して創造性を豊かに価値創造をするといった3段階の活動が循環する組織が、事業多角化と人材多様性のハードルを乗り越えるのに必要だと締めくくった。



CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください!

『事業と人の成長ギャップの乗り越え方』の関連コンテンツ 

▼組織デザイン入門:集団がよりよく協働する仕組みと構造をつくるには?

https://www.cultibase.jp/articles/12472

▼事業多角化のジレンマをいかに乗り越えるか?:シナジーを生み出す組織デザイン論

https://www.cultibase.jp/videos/12553

◇   ◇   ◇

人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届け

CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio 組織デザインの第9回目は、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業と人の成長ギャップの乗り越え方」というテーマで語りました。

『事業と人の成長ギャップの乗り越え方』の概要


前回の組織デザインラジオでは、今なぜ組織デザインが重要なのかについて、事業多角化と人材多様性という観点から紐解いた。今回の組織デザインラジオでは、現代組織で求められる事業多角化と人材多様性の背後にある組織の問題について迫る。


昨今研究分野でも企業の変革力を示す「ダイナミックケイパビリティ」というキーワードがトレンドになっている。外部環境の変化が激しいからこそ変化に即して事業を編み上げ変化させることが大事だと指摘されており、状況に合わせた事業の変革、多角化をデザインし高度なマネジメントが必要だとミナベは語る。


ここで難しいのは、事業の価値はPL等事業数値に表現されるもののそこで可視化されるのはあくまでも氷山の一角であり、水面下で支えている人をプロダクト同様に長期のスパンで育まないと、短期的な成果が出ても長期的な成果には結びつきづらいとミナベは指摘する。


他方、人材多様性やヒューマンキャピタルへの投資の重要性が叫ばれており、昔に比べると人を尊重する企業が増加傾向にある。こうした流れは非常に重要だと述べつつ、事業に対していかにインパクトを与えていくかという設計、事業多角化のデザインがちゃんとなされてない状態も起こりがちだと指摘する。


こうした状況が続くと人的資本に対して投資するための資本も枯渇してしまう。選択と集中がたびたび重要視されるのも、組織のための組織を重要視するあまり、不採算事業からの撤退ができなくなるといった自体が背景にあるとミナベは語る。


MIMIGURIが提唱するCCMはまさに、こうした2つの困難を編み合わせながら乗り越えていく際の組織デザインの見取り図だとミナベは語る。個人レベルで探究活動をし、そうした人たちがチームとして集い、対話活動を通して創造性を豊かに価値創造をするといった3段階の活動が循環する組織が、事業多角化と人材多様性のハードルを乗り越えるのに必要だと締めくくった。



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『事業と人の成長ギャップの乗り越え方』の関連コンテンツ 

▼組織デザイン入門:集団がよりよく協働する仕組みと構造をつくるには?

https://www.cultibase.jp/articles/12472

▼事業多角化のジレンマをいかに乗り越えるか?:シナジーを生み出す組織デザイン論

https://www.cultibase.jp/videos/12553

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