朝っぱらから精神分析

nokiba

佐々木正悟が、なるべく週に4回配信するインターネットラジオ。 「精神分析を理解したい」という気持ちで喋る以外には、自由に話します。 ビジネス書作家、タスクシュート協会理事。 1973年北海道旭川市生まれ。97年獨協大学卒業後、ドコモサービスで働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。2005年に帰国。 著書に『イラスト図解 先送りせず「すぐやる人」になる100の方法』(KADOKAWA)、『不安ゼロで生きる技術』(知的生き方文庫)、『先送り0』(技術評論社)など。 standFM以前の800回以上のコンテンツはListenで視聴いただけます。 https://listen.style/p/nokiba

  1. 公認心理師のふたばさんと対談【1249】

    15H AGO

    公認心理師のふたばさんと対談【1249】

    今回のエピソードでは、公認心理師・臨床心理士のふたばさんをお迎えしました。 ふだんはSNSやnoteで心理の話題や読書感想を発信しており、音声を配信する場に登場するのは初めてとのことでした。 肩書きとして「ネガティブ心理士」と名乗る理由をうかがうと、小中学生の頃から失敗ひとつで「自分はいない方がいい」と思い込むほどの否定感に悩んでいた体験を語られました。高校以降は「自分はネガティブだ」と自覚し、臨床心理を学ぶなかで認知のゆがみを理解できるようになり、切り替えも可能になったと述べました。 ただし心理士としては、自分の体験をそのまま伝えるのではなく、まず相手の語りを受け止めることを重視していると強調されました。自身の発信では自己否定や自責といったネガティブさを加工して公開する一方、専門職としては一人ひとりの背景に即して関わる姿勢を持っていると話されました。 SNS発信については「炎上が怖い」と語り、下書きに多くを保存し、感情のままでは出さない工夫をしていると述べられました。その慎重さがむしろ言葉を選ぶ練習になり、アウトプットの精度を高めていると振り返りました。また、自分は非社交的な性格であるとしながらも、それがカウンセリングの場で沈黙を大切にする態度につながり、プラスに働く面もあるとお話しされました。 ネガティブさとの付き合い方については、「選択肢を複数持つこと」を挙げてもらいました。ネガティブさは危険を知らせるセンサーでもあり、無理に否定せず背景を探ることが大切だとお話になりました。私自身の体験を交え、二者択一に囚われていた時代の話をすると、ふたばさんは「無理に別の選択を押すのではなく、なぜそう考えるのかを一緒に掘り下げていく」と答えました。 最後にふたばさんは「ネガティブさに悩む人に興味をもってもらえるだけで嬉しい」とまとめました。弱さではなく人の心の働きとしてネガティブさをとらえる視点は、多くのリスナーにとっても支えになると感じられる対談になりました。 ふたば🌱ネガティブ心理士(@nega_chan28) X https://x.com/nega_chan28 ふたば🌱ネガティブ心理士 note https://note.com/nega_chan28 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/658790a07376b3f9361fc70f

    41 min

Ratings & Reviews

4.6
out of 5
27 Ratings

About

佐々木正悟が、なるべく週に4回配信するインターネットラジオ。 「精神分析を理解したい」という気持ちで喋る以外には、自由に話します。 ビジネス書作家、タスクシュート協会理事。 1973年北海道旭川市生まれ。97年獨協大学卒業後、ドコモサービスで働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。2005年に帰国。 著書に『イラスト図解 先送りせず「すぐやる人」になる100の方法』(KADOKAWA)、『不安ゼロで生きる技術』(知的生き方文庫)、『先送り0』(技術評論社)など。 standFM以前の800回以上のコンテンツはListenで視聴いただけます。 https://listen.style/p/nokiba

You Might Also Like