【キーワード】 人生100年時代/生まれてから死ぬまでに何をするか?/教育期間、仕事期間、リタイア後/単線的な人生だけでいくと老年時代が生きづらくなる/若い時に色んな選択肢を持って生きておくと老年の生き方が豊かになる/金融資産以外の資産/老後においても成長・成熟/今までと違った生き方を見つける/「自分が何者であるか?」を変えないと/企業も、政府も変わるべき/エイジレス社会/65歳がゴールでなく新たなスタート=投資が必要(教育など)/リカレント教育(活力資産を形成)/人口減少の社会=人手が足りない/政府:できる限り元気でいてもらう・ちょっと病気や障害があっても役割を持って働いて欲しい/「楽しい」ではなく、それが「求められる」ように見える/生産年齢人口、労働人口を増やす/女性の活躍/自ら自分自身の存在価値があると感じられる社会/人生を手元に持った上で考え方をリニューアル/高齢者と若者が分断/三世代家族:自分の存在価値を感じられる、自分の足跡がその場に存在/核家族化後:仕事に存在意義を担わせている/80歳の人が大学にいる、若い人が立ち上げた新しい会社に70歳の人がいる(=世代間の関係も入り乱れて豊かなものに)/本質的なモデルチェンジ/過去を生かすこともあれば、高齢になってから新しい世界に飛び込んで新しいものを生み出すこともある/変身/「高齢者であっても働ける」という話をどう相対化するか?/70歳の自分と20歳の自分が同じ感覚/年代で切らない/年齢関係なく「支え合う」/老後だけを見るだけだと「ライフシフト」といえるのか?/20歳の時から仕事を3つくらいする(複線的)/(人生の)長さは関係ない/僕らはなぜ生きているのか?/広井良典/定常型社会/安定すると自己実現に目が向く/昭和は一番大変だった時代/一つの時代が終わる+長寿化/なぜ自分を問わないといけないのか?/成長期:単一化・画一化/安定期:個性・多様性/心の問題/要請に応えるという形にからめとられると100年生きるのが辛くなる/好きなこと、やりたいことをする
※この回には、続きがあります。続きは【後編】をお楽しみください。
【出演者】
■今日のお客さん
伊藤忠通
奈良県立大学名誉教授(元奈良県立大学学長)
■今日の店主
原口悠
一般社団法人TOMOSU 理事
一般社団法人大牟田未来共創センター 理事
NPO法人ドットファイブトーキョー 代表理事
-店主・原口の本との付き合い方-
体系的な知識がないなか、好奇心の赴くまま、分野を問わず、まさに主観的に本に親しんできました。大学時代は華やかなキャンパスライフに馴染めず図書館に日々ひきこもり、社会人になってからは未知の領域のプロジェクトを進める際にいつも本が助けてくれたという実感があります。ひとつのテーマについて複数の本をざっと読むことで共通する構造や論点を見つけたり、精読することで著者が悩んだ形跡や浮かび上がってくる気づきを得たりすることが好きです。
【本について】
・取り上げた本:リンダ・グラットン、アンドリュー ・スコット著、池村 千秋訳『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)――百年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)
https://www.amazon.co.jp/dp/4492533877
※味本飯店は、架空の“お店”であり、奈良のBONCHIが運営しています。
BONCHIには本屋があって、そこには、今回の本をはじめとした、時代を読み解く「?」に出会える本 が揃っています。
《BONCHI 公式サイト》 https://bonchi.fun/
(収録日:2021年1月5日)
Information
- Show
- PublishedMarch 20, 2021 at 10:12 PM UTC
- Length30 min
- Season1
- Episode31
- RatingClean