さて、朗読しようかな

山之口貘「思弁の苑」①

今回は、あたためにあたためた詩人、山之口獏を紹介します。

まず第一回目の山之口獏(あと2回ほど続く予定)、どの詩を選ぶか迷いに迷ったので、荒川洋治さんの「文学の空気のあるところ」という本を参考にしつつチョイス。

この本は、2014年によみうりホールで一時間、山之口獏について話した講演をテキストにしたものです。

多分、講演をそのまま書いてあるので、話し言葉ですごく読みやすくて、山之口獏の生き方に沿って詩を紹介している分かりやすい本です。