今回のポッドキャストでは、『WIRED』日本版が7月22日にShibuya Sakura Stageのクリエイター創造拠点「404 Not Found」で実施したトークイベントの模様をお送りします。テーマは「建築家はいかにして都市に介入できるのか?──"すべてが建てられた時代"の実践をめぐって」。ゲストは建築家ユニットPAN-PROJECTS共同創設者の高田一正さん、建築コレクティブGROUPの井上岳さん。モデレーターは『WIRED』日本版 エディターの岡田弘太郎です。
高田一正|KAZUMASA TAKADA
1991年高知県生まれ。幼少期を中国、タイで過ごす。2015年早稲田大学創造理工学部建築学科卒業。17年デンマーク王立芸術アカデミー大学院を修了後、PAN- PROJECTSを共同設立。22年よりイギリス王立芸術大学院Royal Collage of ArtにてAssociate lecturerとして教壇に立つ。王立英国建築家協会登録建築家 (RIBA/ARB)。2019年よりロンドンを拠点に活動中。
PAN-PROJECTS
多様な文化と、この世界における暮らしの固有性を称えるデザインを追求し、建築を構成する各要素を、それ自体が芸術作品であると考えながら総合的に空間をつくりあげている。主な実績に国立新美術館での大規模インスタレーション《The Matter of Facts》(2021)、ヴェネチア・ビエンナーレ「Young European Architects」展(イタリア・2021年)、「Under 35 Architects exhibition」(日本・2019)など。2019年以降は「Architecture of By-products」と題した実験的なリサーチプロジェクトにも取り組んでいる。
井上岳|GAKU INOUE
建築家、博士(工学)。石上純也建築設計事務所を経て、GROUP共同主宰。建築に関するリサーチ、設計、施工を行う。主な活動として、設計「海老名芸術高速(2021)」「新宿ホワイトハウスの庭の改修(2021)」「道具と広い庭(2023)」「夢洲の庭(2025)」編著「ノーツ 第一号 庭(2021)」「ノーツ 第二号 引越し(2024)」。展示、バーゼル建築博物館「Make Do With Now: New Directions in Japanese Architecture(2022)」、金沢21世紀美術館「DXP(2023)」、銀座マイナビギャラリー「島をつくる / Planning Another Island(2024)」ニューヨークa83「往復書簡 / Correspondence(2023)」、新宿WHITEHOUSE「手入れ / Repair(2021)」など。
GROUP
建築プロジェクトを通して、異なる専門性を持つ人々が仮設的かつ継続的に共同できる場の構築を目指し、建築設計・リサーチ・施工をする建築コレクティブ。
岡田弘太郎|KOTARO OKADA
『WIRED』日本版エディターとして、雑誌『WIRED』日本版VOL.49「THE REGENERATIVE COMPANY 未来をつくる会社」やVOL.54「The Regenerative City 未来の都市は、何を再生するのか」号の責任編集を務める。そのほか、一般社団法人デサイロ代表理事。一般社団法人B-Side Incubator代表理事。クリエイティブ集団「PARTY」パートナー。1994年東京生まれ。慶應義塾大学にてサービスデザインを専攻。「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」選出。
◼︎ ︎️️告知記事
建築家はいかにして都市に介入できるのか?──“すべてが建てられた時代”の実践をめぐって:WIRED TUESDAY EDITOR'S LOUNGE
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◼︎雑誌最新号 「Quantumpedia:その先の量子コンピューター」
宇多田ヒカルの「CERN探訪記」を皮切りに、物理学者ミチオ・カクが思い描く「量子コンピューターによってもたらされうる“未来の暮らし”」、日本科学未来館が監修・執筆した「量子技術の用語集」、量子コンピューター産業を図解でひもとく「バリューチェーン解説」、国内外の「量子コンピューター開発」最前線レポート、人気作家・円城塔による書き下ろし短編SF小説など、さまざまな角度から量子コンピューターの「これから」に迫った1冊。https://wired.jp/magazine/vol_56/
※量子コンピューターのウェブ特集ページはこちら。
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- FrequencyUpdated Weekly
- PublishedJuly 25, 2025 at 9:00 PM UTC
- Length1h 2m
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