社長参謀|名古屋

新規事業の「アイデアマン」が育たず、社長依存から抜け出せない

ウィッテムのエリーです。 時刻は夜10時を回りました。 アイデアの破壊力で今を変える、経営者のための情報番組、「深夜の創造しい会」が始まりました。

今夜も、会社の未来をおもう、素敵な経営者のあなたと一緒に、創造しい時間を過ごしていきたいと思います。

さて、社長。 あなたは今、新規事業のタネ探しに、一人で頭を悩ませてはいませんか?

「何か面白いことないかな」

そう社員に声をかけてみても、なかなか手は挙がらない。 結局、自分が先頭に立って動かないと何も始まらない。

そんな、孤独な新規事業開発に、もしかしたら、もう限界を感じているのではないでしょうか。

今夜は、そんなあなたのための、あるシンプルな解決策をご紹介します。 これは、「社長参謀」の小島からのアドバイスです。

小島はこう言います。 社長、社員への声のかけ方を、少しだけ変えてみませんか?と。

「アイデアを出せ」と言うのをやめて、代わりにこう伝えてみるのです。 「お客様の"不満"を、一人一つずつ集めてきてほしい」と。

そして、具体的な方法として、週に一度、たった15分で良いので、「お客様の不満共有ミーティング」を開くことを提案しています。

このミーティングには、大切なルールが2つだけあります。

一つ目は、どんなに些細な不満が出ても、決して否定しないこと。

二つ目は、その場では、解決策を考えないこと。

ただ、お客様の不満を共有する。 たったこれだけです。

これを続けていくと、不思議なことが起こります。 今まで社内に内向きがちだった社員の視点が、自然とお客様の方へと向いていくのです。

そして、社内には、新規事業の貴重なタネである「お客様の本当の課題」が、どんどん集まり始めます。

そう、アイデアはゼロからは生まれません。 お客様の悩みや不満という、豊かな土壌があって初めて、力強く芽吹くものなのですね。

小島は、社長の仕事についても、こう語っています。 社長の仕事は、自らアイデアを出すことではありません。 社員が一生懸命集めてきてくれた、お客様の不満という"宝の山"の中から、会社の未来に繋がる原石を見つけ出すこと。それこそが、社長の最も重要な役割なのです。

ミーティングの進め方が分からない、という場合は、場数を踏んだプロに任せるというのも一つの手かもしれませんね。

さあ、いかがでしたでしょうか。 「アイデア探し」から「不満集め」へ。 この小さな視点の転換が、あなたの会社に新しい風を吹き込むきっかけになるかもしれません。

それでは、今夜の「深夜の創造しい会」はここまで。 また、この時間にお会いしましょう。

お相手は、ウィッテムのエリーでした。

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