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直径100メートルのダムに海水 撮影は深夜だけ 徹底した深海のリアリティ 「ラスト・ブレス」メイキング

「直径100メートルのダムに海水 撮影は深夜だけ 徹底した深海のリアリティ 「ラスト・ブレス」メイキング」   2025年9月26日より劇場公開される、”地球上で最も危険を伴う職業”のひとつと言われる、飽和潜水士の実話を基にしたサバイバル・スリラー映画「ラスト・ブレス」から、撮影の舞台裏に迫るメイキング映像が公開された。 メイキング映像は、水中撮影のプロフェッショナルでもあるアレックス・パーキンソン監督が、撮影の舞台裏を60秒で語る内容となっている。まず最初に明かされたのは、水中撮影の舞台裏。本作の水中シーンはマルタ島にある「マルタ・フィルム・スタジオ」で撮影が行われた。同スタジオは水中の特殊効果に長けた世界的に有名なスタジオで、「ジュラシック・ワールド/復活の大地」「キャプテン・フィリップス」などの撮影が行われた場所として知られている。監督はリアルな海を再現するために、スタジオの屋外にある直径100メートル、水深11メートルほどのタンクに海水を入れ、巨大な深海のセットを作った。わざわざ海水を使用することで深海の粒子を再現するまでこだわったという。