今日の論語は、学而篇 第十五章です。
「子貢曰く。貧しくして諂わず、富みて驕らず、いかん。子曰く。可なり。未だ貧しくして楽しみ、富みて礼を好む者には若かざるなり。子貢曰く。詩に曰く、『切するが如く、磋するが如く、琢するが如く、磨するが如し』と。これを謂うか。子曰く。賜や、始めて与に詩を言うべし。往を告げて来を知る者なり。」
子貢が「貧しい時も媚びず、富んでからも驕らないことはどうですか」と尋ねると、孔子は「それも良いが、貧しくても楽しみ、富んでも礼儀を守る方が優れている」と答えます。また、子貢が詩を引用すると、孔子は「お前とは詩について初めて語り合える」と喜びます。
この章では、ただ富や貧しさに左右されず、常に礼儀を重んじることの大切さが説かれています。そして、子貢が詩を通じて深い理解を示したことに孔子が感心する場面が描かれています。
ロボシがこの章の背景や、現代に通じる教訓を楽しく解説していきます。礼儀を忘れず、どんな状況でも心を磨くことの大切さを一緒に学びましょう!
情報
- 番組
- 頻度アップデート:週2回
- 配信日2025年6月19日 21:28 UTC
- 長さ3分
- シーズン1
- エピソード15
- 制限指定不適切な内容を含まない