れきしのじかん

第18回 戦国「負け組」列伝② 石田三成

「天下分け目」となった関ヶ原の戦いは、東軍を率いる徳川家康の勝利に終わった。秀吉の死後、豊臣政権の命運をかけて家康に挑んだ石田三成の夢は、かの地で夢のまた夢と散っていった。戦下手かつ小身で、家康とも圧倒的な実力差があることを知りながらも、自らの正義を貫ぬくために命を懸けた直情径行の戦国武将、石田三成の真実の姿に迫る。