シアとかぎやんの90年代直撃ラジオ

【第47回】バッタに◯されかけた夏、そして平成懐かしJ-pop第2弾!<「月」編>【シアやんラジオ】

こんばんは、かぎやんです!
暦の上ではもう秋ですが、まだまだ日中は日差しが夏のままですね。
はよ秋来い。

1、能登半島に向かったらバッタに◯されかけた話

先日、イベントの手伝いで能登半島に運転して向かいました。

そのイベントが災害復興ボランティア関係なので、申請すれば高速道路代が免除されます。
なので、普段はETCで通り過ぎる料金所に停車し、証明書を介した手続きを行う必要がありました。

時刻は夜、夜の山中に灯りはその料金所ただ一ヶ所。煌々と光る料金所は、彼らにとってもサービスエリアなのか、引くくらい虫さんがいました🐛

手続きを終え、シアくん、ラルトくんと3人で通話をしながら運転していると、フロントガラスに薬指大のトノサマバッタが張り付いているのが見えちゃいました。

しかも内側

「あーこれさっきの料金所だわ」

いつ顔に飛んでくるかわからない恐怖と闘いながら高速道路を運転。

苦肉の策として、ボランティア証明書を入れていたクリアファイルを顔の前にシールドとして展開。側から見たら証明書を見せびらかすおっさんです。

結局は高速道路を降りて、窓から降りてもらいました。
生きた心地がしなかったです。

閑話休題。

さて今回も「時をかける、懐かし平成J-POP!」、やっていきましょう!

「時をかける、懐かし平成J-POP!」では、毎回テーマにちなんだ
音楽を2、3曲ほどピックアップし、
平成の思い出とともに、当時のエピソードや歌詞の考察などを楽しくトークしていきます!

第2回のテーマは「月」です!

みなさんの「月」をイメージする楽曲、ぜひ教えてください!

・シアくんセレクション

アニメ版『CLANNAD』一期のエンディング曲。

作中のコンテンツとして、ヒロインの一人である「古河渚」が好きな曲という設定もあり、その『CLANNAD』という作品における「家族」や「絆」を現した、素朴ながらも温かみのある楽曲。

心地の良いメロディーや童謡のような曲調に思わず癒されてしまいますね。

中でもシアくんが好きなフレーズは、以下のものだそうです。

うれしいこと 悲しいことも 全部まるめて

酸いも甘いもある人生だからこそ、すべての経験を包み込んでいこうという偉大な包容力がこの歌詞から伺えます。

ちなみに私はこの部分が好きです。

なかよしだんご 手をつなぎ 大きなまるい輪になるよ
町をつくり だんご星の上 みんなで笑いあうよ

シアくんから「家族」や「絆」をテーマにしているという話を聞いた後で、この歌詞を見ると、みんなと笑い合える一瞬が実は本当に貴重なものかもしれないなぁ、と考えました。

こんなサイトも見つけました。

2011年公開の、レフティーモンスターPが作成したボカロ曲です。
ボカロ黎明期の青春ソングとして聴いた方もいるのではないでしょうか?

年に一度しか出会えない、織姫と彦星の「七夕伝説」をモチーフに作られた楽曲です。
「星合(ホシアイ)」は秋の季語で、旧暦7月7日の七夕を指すそうです。
また、「シア」というアーティスト名の由来でもあります。知らんかった。

秋の夜、輝く星々を眺めていると、あの星々が出会うのは一体何億分の1の奇跡なんだろうか、と思い耽ることもあります。
少なくともこの地球には、2025年時点で特定の一人と出会うのなんて70億分の1の確率ですから、我々の周囲は常に奇跡で溢れているのかもしれません。

そんな歌詞です。

世界が二人を引き離そうとして
遠く暗い空に 君を隠しても
重なる思いが導いてくれるはず
星の河渡ってきっと何度でも

1997年、小川七生のメジャーデビュー曲として発表された楽曲。
クレヨンしんちゃん』のエンディングテーマとして使用されました。

月を眺めながら、きっと同じ月を眺めているであろう想い人を恋慕する、どこか温かみを感じるラブソングです。

実際に『クレヨンしんちゃん』のエンディングテーマでの使われ方として、
野原家の大黒柱である野原ひろしが、家路に着くまでの何気ない風景を映しています。
大切な家族が待っている家へ、ゆっくり、でも確実に近づいていく安心感が、楽曲の情感豊かな歌声と相まって「大切な家族が待っている」という、ありふれた日常の大切さを再認識させてくれるのでしょうか。

かぎやんセレクション

2019年にリリースされた、アニメ版『からくりサーカス』2期のオープニングテーマ。ケルト調のイントロからはじまる、疾走感のある曲です。

激しいギターリフといい、雰囲気といい、「これぞBUMP OF CHICKEN!」と言わんばかりの名曲を選出しました。

最近『からくりサーカス』を読んで、大好きなアーティストがそのアニメのOPを作ったとのことなので、軽い気持ちで聴いてみたらとんでもない。
神曲に出会ってしまい、今では出勤時に毎日聴いています。

魅力の一つは、まず歌詞。
実際にBUMP OF CHICKENメンバー全員が「からくりサーカス」の大ファンで、オファーを受けた時は大喜びしたそうです。

そんな愛情のこもった歌詞の一つ一つが、『からくりサーカス』の登場人物にリンクしてしまい、曲調も相まって涙が滲んでくるんです。

その一瞬の 一回のため それ以外の
時間の全部が 燃えて生きるよ

だったり

同じ様な生き物ばかりなのに
どうしてなんだろう わざわざ生まれたのは

だったり。

そして『からくりサーカス』原作者の藤田和日郎とBUMP OF CHICKENの関係。

人を笑わせる使命を背負った『からくりサーカス』と「ラフ・メイカー」ですが、執筆のヒントになったかというとそうではないそうです。

ただ「執筆中によくBUMP OF CHICKENの楽曲「ラフ・メイカー」を聴いていたなぁ」と原作者が呟いていただけなので、たまたま主人公の使命が似通っていただけかもしれません。

とはいえ、やはり「月虹」は生まれるべくして生まれた名曲だと思います。
まるで運命の歯車に噛み合ったように。

NHK「みんなのうた」(2004年4月〜5月放送)で初登場。ワルツ(3拍子)のリズムにのせた幻想的で耽美な旋律と、透明感のある映像と調和して奏でられます。

この楽曲との出会いは、小学6年生。何気なく観ていた「みんなのうた」でその映像美にすっかり虜になってしまいました。

クラシカルなアレンジと、透明感のある諫山実生の歌声が融合し、童話的かつ少し妖しい世界を作り出しています。

どこか不思議でミステリアス、そして少し怖さも感じさせるのが映像の特徴です。
今思うと、月の狂気を表しているのかも?

貴方は何処にいるの?
時間の国の迷子
帰り道が 解らないの
待って 待っているのに

歌詞が物語調になっていて、イメージもしやすいかもしれません。

「月の宮殿(チャンドラ・マハル)」の王子さまが
跪いて ワルツに誘う

「月」をイメージさせる楽曲としては、至高の一曲かもしれません。

満ちては 欠ける
宇宙(そら)を行く
神秘の船
変わらないものなど無い、と
語りかけてくるよ

秋といえば、読書の秋、食欲の秋、そしてスポーツの秋!

クラスのヒーローになりたい!好きな子に振り向いてもらいたい!
そんな可能性を信じて魂を燃やす「運動会」というイベントの思い出で流れた楽曲についてトークいたします。

運動会で流れた思い出の曲や、思わず運動したくなるようなアップテンポな曲などがあれば、ぜひコメントで教えてください!

シアとかぎやんでした!ごきげんよう〜

Podcastやってます! https://x.gd/SYOxaz
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2、楽曲紹介 【トークテーマ:月】だんご大家族/茶太