第四章「通り過ぎた女君たち」
瀬戸内寂聴さんは「源氏物語はどこを開いても男と女の愛と恋のお話、光源氏の最大の才能は女たらし」とどこかに書いておられました。たしかに光源氏は、その生涯で、10指に余る女性と関わっています。ただし、彼の恋の狩人時代は、10代のある時期に限定されていて、源氏物語全体を見れば恋物語の分量はさほど多くはないのです。この章では光源氏がその青春時代に関わりを持った女君の中から6人だけをとりあげてみました。月2回、全6回を予定しています。原文の引用はこれまでと同じ新潮日本古典集成によります
情報
- 番組
- 頻度アップデート:毎月
- 配信日2025年7月22日 15:00 UTC
- 長さ14分
- 制限指定不適切な内容を含まない