湯リイカ −ひらめき源泉かけ流しch.

【菊池馨実さん】憲法13条を基盤とする社会保障の可能性(後編)

※こちらは「後編」です。まずは「前編」からお楽しみください。

【今回の内容】互恵性・互酬性から考える社会保障制度/相談支援とはなにか?/モノやサービスの給付で抜け落ちるもの/社会保障はリスク発生時に生まれる/自分なりの生き方のサポートは、リスク時の保障からは生まれない/給付で生まれる「支援する側」「される側」の関係の固定化/社会保障におけるフェアネス/幸福を追求するときに生まれる主体性/隣にいることの価値/相談は関係性を生む/困っていなくても行ける場所/個人を大切にする社会保障は、教育や経済活動にもつながる

【今回のふろとも】 菊池馨実さん(早稲田大学法学学術院教授)
専門分野は社会保障法。1985年北海道大学法学部卒業、同大学法学研究科博士課程修了(博士〔法学〕)。大阪大学助教授、早稲田大学助教授を経て現職。主な著書に、『年金保険の基本構造』(北海道大学図書刊行会、1998年)、『社会保障の法理念』(有斐閣、2000年)、『社会保障法制の将来構想』(有斐閣、2010年)、『社会保障再考〈地域〉で支える』(岩波新書、2019)、『社会保障法(第3版)』(有斐閣、2022年)などがある。 https://w-rdb.waseda.jp/html/100000571_ja.html

【対話した人】 原口 悠 大牟田未来共創センター(ポニポニ)、梅本 政隆 大牟田未来共創センター(ポニポニ)

【「湯リイカ」とは?】 古代ギリシャの発明家アルキメデスが「!」とひらめき、思わず「ユリイカ(わかった)」と喜んだのはお風呂の中。対話の場「湯リイカ」でも、既存の社会や考え方を問い、独自の視点から考え、実践する上での「ひらめきの源泉」を、大牟田から全世界へかけながしています。

【Youtubeでも配信しています!】https://onl.tw/1NFWA42

【こんな人、ぜひご視聴ください】介護・福祉・医療等の現場で働く人/仕組みを考えている人、仕組みから考え直したい人/地域や社会の課題を解決する取り組みをしている人、始めたい人

【企画運営チーム】
・社会福祉法人 福因寺福祉会 延寿苑  https://enjuen.or.jp/
・一般社団法人 大牟田未来共創センター(ポニポニ)  http://poniponi.or.jp/
・株式会社 地域創生 Co デザイン研究所  https://codips.jp/

【問いと対話のメディア「湯リイカ」】 人が作り出し、そこで生きているのに、なにかよくわからない。多くの問題が起きているのに、捉えどころがない。そんな「社会」の根っこを捉え、手触りのある実践をするためには、ぐっと深いところから考え直す「問い」と示唆を生み出す「対話」が大事。湯リイカは、そんな「問いと対話」のメディアです。https://dialogue-eureka.jp/