今回は、先日参加した「伊勢神宮の学びツアー」で得た気づきと感動についてお話ししたいと思います。
これまでにも伊勢神宮には何度か訪れたことがありましたが、今回は神道の先生に同行し、丸一日かけてしっかりと学ぶという内容のツアーでした。神道の成り立ちや参拝の本質までを学ぶというのは、私にとって初めての体験でした。
特に印象的だったのは、朝4時に正装(白ネクタイ!)で行った参拝です。人もほとんどおらず、澄んだ空気の中で、神聖さを全身で感じることができました。
先生から教わった「参拝の心構え」も、とても心に残っています。それは、”夜遊びをしてしまい、ちょっと気まずい気持ちで家に帰るとき、お母さんに「ごめんなさい」と言いながら玄関を開けるようなイメージ”だというのです。怒られると思っていたのに、思いがけず温かく迎えられる。そんなふうに、神様にも素直な気持ちで「ただいま」と手を合わせるのがよい、という教えでした。これには、本当にハッとさせられました。
また、伊勢神宮で1300年近く続いている「式年遷宮」の意味も、とても深く感じました。神様には時間の概念がないため、20年に一度、ご神体をすべて新しくするのだそうです。常に若々しい神の姿を表すために、20年ごとに“更新”し続けてきた。この伝統が、戦争や災害を経てもなお絶えることなく続いていることに、日本人の底力のようなものを感じました。
最近、僕自身は海外の方と関わる機会も増えていますが、日本の良さは「説明が難しい」と感じることが多いです。たとえば、水が美味しいとか、治安が良いといった表面的なことは話せても、精神性や価値観の根底にあるものは、なかなか言語化できません。ですが、この伊勢神宮での学びが、そのヒントを少し与えてくれたように思います。
こうした学びを深めることで、自分自身の軸がより強くなる。そんな感覚を得られた、非常に貴重な体験でした。これからも、日本人としての芯を自分なりに育て、世界にその価値を伝えていきたいと思います。
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Information
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- FrequencyUpdated Biweekly
- PublishedAugust 6, 2025 at 5:00 PM UTC
- Length14 min
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