「離れる医療 」でダイアログる。

#08 ぼくはドラえもん

紅谷浩之 × 徳谷柿次郎

現代社会は感情を出さなくて生きていくことができます。一方で変化を楽しむ感性や人を役割で縛らない考え方がいま求められている気がしてなりません。ほっちのロッヂの紅谷さんは福井県で生まれ育った原体験や僻地医療の経験から、医者と暮らしの間にある前提の違いについて考えています。対話の中で気付いたのが、患者がニーズを伝え、医療者がそれに応える関係は、まるで「のび太とドラえもん」のようだということ。のび太は日々の生活で助けを求め、ドラえもんはいつも隣で応えてあげる。正解を出すのではなく、共に立ち向かう知恵を提案してくれる。もしかしたら医療の理想はここにあるのかもしれません。

・暮らしの中で変わる医療の前提

・何ができるかよりも誰とやりたいか

・医療とドラえもんの共通点