119_ラフロイグ トリプルウッド

「ラフロイグ トリプルウッド」は、3種類の樽を渡り歩く非常に複雑な熟成プロセスを経て生まれます。

まずバーボン樽で熟成され、バニラやココナッツのような甘い基盤を築きます。 次に小容量のクォーターカスクに移され、オークとの接触面積が増えることでスパイスとシダー香が顕著になります。最後にオロロソ・シェリー樽でフィニッシュされ、レーズン、アプリコット、シェリー由来の深い甘みとタンニンが加わります。

この三重の熟成により、トリプルウッドはラフロイグらしい薬品のようなスモーキーさを持ちながらも、メープルシロップのような濃厚な甘み、クリーミーな口当たり、そしてシェリー樽由来の複雑でフルーティーな余韻を併せ持つ、非常に多層的で奥行きのある味わいを実現しています。