1 時間4分

#132 【エセ商標権事件簿】著者の友利さん出演!発売前夜SP(Live配信編集版‪)‬ ゆるカワ❤︎商標ラジオ 〜#66以前はYouTubeをチェック〜

    • ビジネス

”エセ商標権事件簿”著者の友利さんを招き、執筆に至った経緯や裏話を伺います。ゆるカワ商標ラジオで紹介した事例を含めいくつかのエセ商標権事件について2人でトークします!ユンゲラー事件、アディダス三本線事件、グッチ裕三事件、ENOTECA事件及びELLEGARDEN事件をご紹介します。



[特別ゲスト]”エセ商標権事件簿”の著者 友利 昴


[オープニングトーク]

オカムラ推しの芸人マユリカ(前回のlive配信#127)がM-1グランプリ2023ファイナリストに決まりました!それと昨年のM-1敗者復活戦でオカムラが最も笑ったコンビ令和ロマンも今年のファイナリストに決まりました。その令和ロマンの出身の慶応義塾大学は今回のゲスト友利さんの出身大学でもあるという繋がりがあります。


[商標解説]
11:03  ユンゲラー事件
任天堂のポケモンキャラクター「ユンゲラー」に物申したユリ・ゲラーという超能力者。スプーンのみならず色んな事実や感情を捻じ曲げたという傑作話です。友利さんの曲げるに沿ったツッコミが表現上の創作性を発揮しています。

21:43 アディダス三本線事件
一休さんのとんちか!?アディダス、3本線、4本線、2本線への権利行使。なんと4本線に対しては勝訴!理由は4本で挟まれた空間に注目すると3本線に見えるよね?というとんち理論—この理論を裁判所が認め、エセ商標権ではなかった事件です。その後、アディダス自身の使用が3本線でなく3本線に挟まれた2本線だとEUで判断されブーメラン的にとんち理論で敗訴します。その他、テスラの三マークへの差止の要求にあっさり受け入れたイーロン・マスク等、こぼれ話も盛りだくさんです。

32:12  グッチ裕三事件
あのGUCCIがグッチ裕三が出したレシピ本に警告!大人の事情により出版社は使用を止めたという事件でした。最終的に「まいにち裕三 無敵ご飯」というタイトルに変更したという…誰だか分からんわ!

37:52 ENOTECA事件
実はENOTECAは「ワインバー」の意味なのですが、飲食物の提供について商標登録できてしまったのです。そして、「ENOTECA KIORA」という別の飲食店に権利行使したが、認められなかった事件です。「ENOTECA○○」という店は沢山あることが考慮され、商標権侵害でないと判断されました。一般人としてはパット見造語でも実は独占できる範囲は限定的な権利です。ネーミングの選定についても教訓が得られた事件でした。

46:25  ELLEGARDEN事件
ファッション雑誌ELLEがロックバンドELLEGARDENに対して、差止・損害賠償請求の訴訟をした事件です。何と東京地裁では類似・混同するとして侵害が認められたのです。高裁では具体的な取引の実情が考慮され真逆の判断が下りました。「いやぁ、実際間違えないよね」というのが一般人の感覚ですが、ルールに機械的に当てはめると類似という判断になってしまのも確かです。そして、しっかり主張しなければ負けるという裁判の実態についても話しています。

[おまけ]
エセ商標権事件簿の見所
法律の話というより、独占欲にハマってしまう人間の面白さがメインです。ですので、実務家のみならず、一般の方にも楽しんでもらえる書籍となっています。

毎週木曜日22時〜配信📢
複雑に入り組んだ商標業界に緩やかなメスを入れ、様々な謎や疑問を優しく究明する「ゆるカワ

”エセ商標権事件簿”著者の友利さんを招き、執筆に至った経緯や裏話を伺います。ゆるカワ商標ラジオで紹介した事例を含めいくつかのエセ商標権事件について2人でトークします!ユンゲラー事件、アディダス三本線事件、グッチ裕三事件、ENOTECA事件及びELLEGARDEN事件をご紹介します。



[特別ゲスト]”エセ商標権事件簿”の著者 友利 昴


[オープニングトーク]

オカムラ推しの芸人マユリカ(前回のlive配信#127)がM-1グランプリ2023ファイナリストに決まりました!それと昨年のM-1敗者復活戦でオカムラが最も笑ったコンビ令和ロマンも今年のファイナリストに決まりました。その令和ロマンの出身の慶応義塾大学は今回のゲスト友利さんの出身大学でもあるという繋がりがあります。


[商標解説]
11:03  ユンゲラー事件
任天堂のポケモンキャラクター「ユンゲラー」に物申したユリ・ゲラーという超能力者。スプーンのみならず色んな事実や感情を捻じ曲げたという傑作話です。友利さんの曲げるに沿ったツッコミが表現上の創作性を発揮しています。

21:43 アディダス三本線事件
一休さんのとんちか!?アディダス、3本線、4本線、2本線への権利行使。なんと4本線に対しては勝訴!理由は4本で挟まれた空間に注目すると3本線に見えるよね?というとんち理論—この理論を裁判所が認め、エセ商標権ではなかった事件です。その後、アディダス自身の使用が3本線でなく3本線に挟まれた2本線だとEUで判断されブーメラン的にとんち理論で敗訴します。その他、テスラの三マークへの差止の要求にあっさり受け入れたイーロン・マスク等、こぼれ話も盛りだくさんです。

32:12  グッチ裕三事件
あのGUCCIがグッチ裕三が出したレシピ本に警告!大人の事情により出版社は使用を止めたという事件でした。最終的に「まいにち裕三 無敵ご飯」というタイトルに変更したという…誰だか分からんわ!

37:52 ENOTECA事件
実はENOTECAは「ワインバー」の意味なのですが、飲食物の提供について商標登録できてしまったのです。そして、「ENOTECA KIORA」という別の飲食店に権利行使したが、認められなかった事件です。「ENOTECA○○」という店は沢山あることが考慮され、商標権侵害でないと判断されました。一般人としてはパット見造語でも実は独占できる範囲は限定的な権利です。ネーミングの選定についても教訓が得られた事件でした。

46:25  ELLEGARDEN事件
ファッション雑誌ELLEがロックバンドELLEGARDENに対して、差止・損害賠償請求の訴訟をした事件です。何と東京地裁では類似・混同するとして侵害が認められたのです。高裁では具体的な取引の実情が考慮され真逆の判断が下りました。「いやぁ、実際間違えないよね」というのが一般人の感覚ですが、ルールに機械的に当てはめると類似という判断になってしまのも確かです。そして、しっかり主張しなければ負けるという裁判の実態についても話しています。

[おまけ]
エセ商標権事件簿の見所
法律の話というより、独占欲にハマってしまう人間の面白さがメインです。ですので、実務家のみならず、一般の方にも楽しんでもらえる書籍となっています。

毎週木曜日22時〜配信📢
複雑に入り組んだ商標業界に緩やかなメスを入れ、様々な謎や疑問を優しく究明する「ゆるカワ

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