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事業ビジョンと個人の“WILL”を両立させる目標設計の勘所|CULTIBASE Radio|Management #104 CULTIBASE Radio

    • ビジネス

※今回のラジオは8/27に開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」から一部抜粋した内容をお届けします。

CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの104回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業ビジョンと個人の“WILL”を両立させる目標設計の勘所」をテーマにディスカッションしました。


先日開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」での、リスナーからのお便りに答えていく。
前回まで(#101〜103)、中期の事業目標を立てた後に、短期の事業目標を立てるコツを語ったミナベと安斎。今回は、短期の事業目標を設定する際、いかに個人の成長目標に紐づけていくことができるか、というリスナーからのお便りをもとに、理解を深めていく。
まず前提として、個人の目標や意志、すなわち“WILL“を事業目標に反映しようとすること自体について、事業だけでなく"人”にも配慮が行き届いていると肯定的にコメントするミナベ。その上で、具体的な進め方が重要だと語る。
まず最初のステップは、いかにメンバーの“WILL”に触れるのか。仮に「3年後どうしたい?」と突然問われたとして、すぐに答えられる人はそれほど多くはないだろう。そのため、当人のパーソナリティを踏まえたうえで、マネージャーのほうから具体的なキャリアの選択肢を複数提示」したり、「それぞれの選択肢の面白さを触発」したりするような語りをすることが大切だとミナベは言う。
続いて、事業目標との接続について。これも先程と同様に、事業ビジョンや事業課題を提示し、当人のパーソナリティを意識しながら、触発が起き、面白さに気がつけるような問いを投げる。そうして、お互いに心地よいコミュニケーションができる距離感を見つけることが大切だと言う。
ただし、個人の目標を考え発言すること自体を長い時間やってこなかった場合、「リハビリ」が必要なこともある。それは経営層も例外ではない。「責任」の鎧を厚く着込んでしまっているがゆえに、個人的な“WILL”を発露できなくなくなってしまうことも多いのだ。
経営層や上司のそうした態度は集団に影響を与えるため、それがメンバーのWILLの発露を妨げるボトルネックになっていることもある。そうした時は「エグゼクティブ・ファシリテーション」などを意識しながら、鎧を脱げるような関わり方に取り組むことが効果的である。



【関連コンテンツ】

今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。

▼CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る

https://www.cultibase.jp/videos/12061

▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは?

https://www.cultibase.jp/videos/11028



◇   ◇   ◇

人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、

※今回のラジオは8/27に開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio Special Live:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」から一部抜粋した内容をお届けします。

CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの104回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業ビジョンと個人の“WILL”を両立させる目標設計の勘所」をテーマにディスカッションしました。


先日開催されたライブイベント「CULTIBASE Radio SPECIAL LIVE:学ぶべき現代マネジメントの知を振り返る」での、リスナーからのお便りに答えていく。
前回まで(#101〜103)、中期の事業目標を立てた後に、短期の事業目標を立てるコツを語ったミナベと安斎。今回は、短期の事業目標を設定する際、いかに個人の成長目標に紐づけていくことができるか、というリスナーからのお便りをもとに、理解を深めていく。
まず前提として、個人の目標や意志、すなわち“WILL“を事業目標に反映しようとすること自体について、事業だけでなく"人”にも配慮が行き届いていると肯定的にコメントするミナベ。その上で、具体的な進め方が重要だと語る。
まず最初のステップは、いかにメンバーの“WILL”に触れるのか。仮に「3年後どうしたい?」と突然問われたとして、すぐに答えられる人はそれほど多くはないだろう。そのため、当人のパーソナリティを踏まえたうえで、マネージャーのほうから具体的なキャリアの選択肢を複数提示」したり、「それぞれの選択肢の面白さを触発」したりするような語りをすることが大切だとミナベは言う。
続いて、事業目標との接続について。これも先程と同様に、事業ビジョンや事業課題を提示し、当人のパーソナリティを意識しながら、触発が起き、面白さに気がつけるような問いを投げる。そうして、お互いに心地よいコミュニケーションができる距離感を見つけることが大切だと言う。
ただし、個人の目標を考え発言すること自体を長い時間やってこなかった場合、「リハビリ」が必要なこともある。それは経営層も例外ではない。「責任」の鎧を厚く着込んでしまっているがゆえに、個人的な“WILL”を発露できなくなくなってしまうことも多いのだ。
経営層や上司のそうした態度は集団に影響を与えるため、それがメンバーのWILLの発露を妨げるボトルネックになっていることもある。そうした時は「エグゼクティブ・ファシリテーション」などを意識しながら、鎧を脱げるような関わり方に取り組むことが効果的である。



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