Field Notes for Design by TAKT PROJECT

Field Notes 006 「非知」に向き合う?世界に「出会い直す」ためのアートと人類学の恊働 石倉敏明さん<1/4>

「Field Notes」では、デザインやテクノロジー、アートなどさまざまな分野の有識者との対話を始めました。今回は、芸術人類学者の石倉敏明さんを迎えたトークシリーズの第1回(全4回)です。

吉泉がディレクターを務めた21_21 DESIGN SIGHT企画展「Material, or 」に企画協力というかたちで参画いただいた石倉さん。当時の議論を振り返りつつ、人間が自然や環境、世界に「出会い直す」ための、人類学のアプローチについてお話をうかがいました。

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ゲスト

石倉敏明さん

人類学者/秋田公立美術大学アーツ & ルーツ専攻准教授。
1974 年東京生まれ、秋田市在住。シッキム、ダージリン丘陵、ネパール、東北日本等でフィールド調査を行っ たあと、環太平洋地域の比較神話学や非人間種のイメージをめぐる芸術人類学研究を行う。美術作家・音楽家 らとの共同調査や制作活動も行ってきた。2019年、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際芸術祭日本館展 示「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」に参加。著書に『野生めぐり列島神話の源流に触れる 12 の旅』( 淡交社 )、『Lexicon 現代人類学』( 以文社 ) など。


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聞き手

吉泉 聡(TAKT PROJECT代表、デザイナー)

神谷泰史(TAKT PROJECTリサーチャー)

栗原慎太郎(TAKT PROJECTリサーチャー)

長谷川智祥(編集者)

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キーワード

東北 / デザインリサーチ / フィールドワーク / 芸術人類学 / デュアルモード / マルチスピーシーズ / 多元世界 / 知覚のレッスン / 既知と無知と非知 / センス・オブ・ワンダー

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Field Notes for Design by TAKT PROJECT

東京に拠点を構えるデザインスタジオTAKT PROJECTが、2021年の「TOHOKU Lab」(宮城県仙台市)設立と併せて始動した自主的なフィールドリサーチ活動「TOHOKU Research」。その目的は「東北のデザイン」ではなく「デザインの東北性」を探ることにあります。都市での生活や経済活動から離れた場にある自然と文化、そこで暮らす人々との交流から浮かび上がってきた「東北性」とは何か。この番組は、3年間のフィールドリサーチを振り返りつつ、リサーチメンバーと外部の有識者によって、これからの社会とデザインのあり方を模索する対話の記録です。

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リンク

TAKT PROJECT

⁠⁠⁠taktproject.com⁠⁠⁠

⁠⁠⁠instagram.com/taktproject⁠⁠⁠

TOHOKU Research

⁠⁠⁠taktproject.com/projects/tohoku_research⁠⁠⁠

企画展「Material, or 」 / 21_21 DESIGN SIGHT

2121designsight.jp/program/material

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