こころの病は飛躍のチャンス ~混沌の歩き方~

精神科専門医 田中理香

出口が見えず絶望的な時でも、実は混沌の中、歩き方をラクにすることを知るだけで、マイナスをプラスに塗り替える事が出来るのです。 プラスに変える歩き方は、飛躍するチャンスになってしまいます! こちらのPodcastでは、マイナスを飛躍に変える簡単なヒントをお伝えしてまいります。 Web: https://www.rikaclinic.jp/

  1. 3日前

    176.モンゴルで感じたギャップ

    今回は、この夏に訪れたモンゴルの話をします 街を走る車のほとんどが日本の中古プリウスで 車体には「下関市」などの地名がそのまま残っている 近代的なタワマンの裏路地には、突然ゲルが現れる 夏は30度、冬はマイナス35度、年間70度の寒暖差 私のこれまでの常識を覆す「ギャップ」の連続でした そんな過酷な環境の中で暮らすモンゴルの人々を観察して 精神科医として大きな気づきを得ました 彼らは、「今」という瞬間に集中して生きています いつ厳しい冬や災害が襲ってくるか分からないからこそ 「明日やろう」という先送りの概念がありません 今やりたいこと、今伝えたいことに エネルギーを注ぎ込んで生きているのです 「言いたいことは今言う」「やりたいことは今やる」 私たち日本人は、大切なことを先延ばしにして 知らず知らずストレスを溜め込んでいないでしょうか 天候の都合で、楽しみにしていた星空も乗馬もお預けになりました でも何もない広大な草原に身を置くだけで 自分がどれほど小さな枠の中で悩んでいたかに気づかされました 日常に行き詰まったときは あえて「何もない広大な世界」へ飛び出してみてください モンゴルの遊牧民の知恵は 変化の激しい時代を軽やかに歩く、最高の処方箋です 第176回は、【モンゴルで感じたギャップ】について、お話ししています。 ***この番組は、Youtube、Instagram、noteでも配信しています*** ↓ ↓ ↓ https://youtube.com/@user-vi3dw5ik5u?si=KMN7vj5jpX6-XiTT https://www.instagram.com/tanaka.rika?igsh=OW14cWtwN2cyMWc0&utm_source=qr https://note.com/3788 ** 電子書籍 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』新発売** ↓ ↓ ↓ 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』 https://amzn.asia/d/9wTPG5O Facebookグループ 『メディカル羅針盤』 https://m.facebook.com/groups/25516582044693217/?ref=share うつの回復ステージ~混沌の歩き方~: 心の迷路を抜けて本当の自分に出会うための7段階 https://amzn.asia/d/dDAtOwn こちらもどうぞ!

  2. 9月9日

    175.祈りは何のために

    患者さんから「先生、私たちはどうしたらいいでしょうか」と聞かれた時 私はこう答えます 「祈りましょう」と ゲリラ豪雨、線状降水帯、突然の雹 かつてない規模の自然災害が、年中どこかで起きています 大きな災害を止める力は私たちにはありません でも「大難を小難に」 「震度5を震度3に散らしてください」と みんなで祈ることで、災いを小さくできるかもしれない そう信じています 先日、私が所属する合唱団「サンクボチ福岡」の 記念すべき第1回演奏会がありました タイトルは「祈りは光に」 フォーレのレクイエムや、日本の作曲家による「光はここにて」を 40人のメンバーと、パイプオルガンの響きの中で歌いました 「ベストを尽くせますように」と祈るような気持ちで歌い上げた時 会場全体が温かいエネルギーで満たされました 人間は1人ぼっちでは生きていけません 誰かと共に祈り、共に歌い、共に食事をする それが人間の基本であり、自然な欲求です 「いただきます」と手を合わせることも 食材や作ってくれた人への、自然な祈りの習慣です 祈るということは「自分がどうなりたいか」を自覚すること 今、したいことが分からなくなっているなら まず「世界が平和になりますように」と祈ってみてください 言葉として外に出すことで、心が落ち着き 自分の進みたい道も見えてくるはずです 不安に襲われたら、そっと手を合わせてみませんか 祈りの瞬間が多い人ほど きっと豊かな時間を過ごせるはずです 第175回は、【祈りは何のために】について、お話ししています。 ***この番組は、Youtube、Instagram、noteでも配信しています*** ↓ ↓ ↓ https://youtube.com/@user-vi3dw5ik5u?si=KMN7vj5jpX6-XiTT https://www.instagram.com/tanaka.rika?igsh=OW14cWtwN2cyMWc0&utm_source=qr https://note.com/3788 ** 電子書籍 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』新発売** ↓ ↓ ↓ 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』 https://amzn.asia/d/9wTPG5O Facebookグループ 『メディカル羅針盤』 https://m.facebook.com/groups/25516582044693217/?ref=share うつの回復ステージ~混沌の歩き方~: 心の迷路を抜けて本当の自分に出会うための7段階 https://amzn.asia/d/dDAtOwn こちらもどうぞ!

  3. 9月2日

    174.うつが再発しない奇跡

    うつが再発しない人には、ある共通点があります 自分を360度の角度から客観的に見られること 心理学では「メタ認知」と呼ばれる力です うつの渦中にいる時、人は視野が極端に狭くなります 「我慢するしかない」「これしかない」と 一つの考えに固執してしまいます メタ認知とは、2メートル上空に設置したカメラで 自分を24時間録画するようなイメージです そこから俯瞰して見ると 思い込んでいた「現実」が、ずいぶん違って見えてきます この力を鍛えるのに有効なのが「サポーターの存在」です 「あの人に嫌われている」と思い込んでいても 信頼できる人に「それは単に話が通じない相手なだけだよ」と 視点を変えてもらえれば、負の連鎖を止められます 自分の状態を客観的に知らせてくれるアラームのような存在を 周囲に配置することが、最大の再発予防になります サポーターがいないと感じるなら「日記」が力になります 手書きで日付と状況を記録しておくと 後で読み返した時に、過去の自分に励まされることがあります 「こんな風に考えていたのか」と笑える日もやってきます 過去の自分を相談相手にすることも 立派なメタ認知の開発につながるのです 自分の思考を言葉にして外に出すこと 多角的な視点で自分を観察すること この習慣こそが、混沌とした日々の中で うつを遠ざける、本物の「奇跡」を呼び起こす鍵になります 第174回は、【うつが再発しない奇跡】について、お話ししています。 ***この番組は、Youtube、Instagram、noteでも配信しています*** ↓ ↓ ↓ https://youtube.com/@user-vi3dw5ik5u?si=KMN7vj5jpX6-XiTT https://www.instagram.com/tanaka.rika?igsh=OW14cWtwN2cyMWc0&utm_source=qr https://note.com/3788 ** 電子書籍 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』新発売** ↓ ↓ ↓ 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』 https://amzn.asia/d/9wTPG5O Facebookグループ 『メディカル羅針盤』 https://m.facebook.com/groups/25516582044693217/?ref=share うつの回復ステージ~混沌の歩き方~: 心の迷路を抜けて本当の自分に出会うための7段階 https://amzn.asia/d/dDAtOwn こちらもどうぞ!

  4. 8月26日

    173.奇跡の瞬間は永遠に

    17歳の頃から関わってきた、ある女性患者さんがいます 30年近く経った今、彼女は自立し お母さんとなって元気に働いています かつての彼女は、緊張感の絶えない家庭の中で 「いい子」を演じ続け、心が限界を超えていました 深い絶望の淵に立たされていたのです 最近、私は彼女に尋ねました 「あの時、どうして生きることを選べたの?」 返ってきたのは、私の言葉ではありませんでした 入院先にいた二人の看護師さんの話でした 夜、言いようのない恐怖に泣いていた17歳の彼女のそばに 二人は静かに座ってくれました 背中をずっとさすりながら 「可愛いね、可愛いね。大丈夫だよ」と 何度も、何度も語りかけてくれたのだそうです 特別なアドバイスがあったわけではありません ただ背中を撫でてもらい、「可愛いね」と言ってもらえた 手のひらから伝わるぬくもりと、シンプルな言葉だけで 彼女の魂は救われました 30年経った今も、その瞬間を「奇跡」として覚えています 人の心を繋ぎ止めるのは 言葉の正しさよりも、一瞬にして伝わる愛のぬくもりなのかもしれません たまたま夜勤だった看護師さんが注いだ優しさが 一人の人生を劇的に変えました もし今、暗闇の中にいるなら かつて誰かがくれた小さなぬくもりを思い出してみてください あなたにも、必ずそんな瞬間があるはずです 一瞬の奇跡は、永遠にその人を支え続ける力になるのですから 第173回は、【奇跡の瞬間は永遠に】について、お話ししています。 ***この番組は、Youtube、Instagram、noteでも配信しています*** ↓ ↓ ↓ https://youtube.com/@user-vi3dw5ik5u?si=KMN7vj5jpX6-XiTT https://www.instagram.com/tanaka.rika?igsh=OW14cWtwN2cyMWc0&utm_source=qr https://note.com/3788 ** 電子書籍 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』新発売** ↓ ↓ ↓ 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』 https://amzn.asia/d/9wTPG5O Facebookグループ 『メディカル羅針盤』 https://m.facebook.com/groups/25516582044693217/?ref=share うつの回復ステージ~混沌の歩き方~: 心の迷路を抜けて本当の自分に出会うための7段階 https://amzn.asia/d/dDAtOwn こちらもどうぞ!

  5. 8月19日

    172.壁に当たったら我慢はしない

    日本には「我慢することが尊い」という 「我慢信仰」が根強く残っています 壁にぶち当たった時、多くの人が 「もっと頑張らなきゃ」「我慢しなきゃ」と自分を追い込みます 倒れるまで気づかない方も、少なくありません でも私はあえて言いたいのです 「我慢は解決策ではありません」 実は私自身、かなりの「我慢できない」人間です 東京から福岡へ移住した大きな理由の一つは 満員電車と凄まじい渋滞に耐えられなかったから 20キロ進むのに2時間かかる渋滞の中で 人生の貴重な時間を過ごすのは、私には耐えがたかった 「我慢しすぎ」かどうか分からなくなったら 自分の体に聞いてみてください マッサージで「体がカチカチですね」と驚かれたことはありませんか? 体の緊張や肩こりは、心が発しているSOSです 体が固くなれば血の巡りが悪くなり 心もどんどん落ち込んでいく悪循環に陥ります 嫌なことは嫌と言う 行きたくない集まりからは早めに帰る 自分に嘘をつくのをやめて、素直になること 我慢して萎縮して生きるよりも 時には失敗してもいいから、自分の「好き」を大切にして動いてみる その方が、人生はずっと豊かになります 今日から「我慢教」を脱会して もっと軽やかに、自分らしく歩んでいきませんか 第172回は、【壁に当たったら我慢はしない】について、お話ししています。 ***この番組は、Youtube、Instagram、noteでも配信しています*** ↓ ↓ ↓ https://youtube.com/@user-vi3dw5ik5u?si=KMN7vj5jpX6-XiTT https://www.instagram.com/tanaka.rika?igsh=OW14cWtwN2cyMWc0&utm_source=qr https://note.com/3788 ** 電子書籍 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』新発売** ↓ ↓ ↓ 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』 https://amzn.asia/d/9wTPG5O Facebookグループ 『メディカル羅針盤』 https://m.facebook.com/groups/25516582044693217/?ref=share うつの回復ステージ~混沌の歩き方~: 心の迷路を抜けて本当の自分に出会うための7段階 https://amzn.asia/d/dDAtOwn こちらもどうぞ!

  6. 8月12日

    171.人生のバランスシート

    おかげさまで、クリニックが開院25周年を迎えました この節目に改めて考えたいのが「時間の使い方」です 誰にでも平等に、1日24時間が与えられています でも財布の1万円の使い道には真剣に悩むのに 「あと何年生きられるか」という時間資産の運用は 意外と無頓着ではないでしょうか ネットサーフィン、目的もなく眺めるテレビ、二度寝 これらは「使途不明時間」 時間をただ「消費」しているだけの状態です 私が大切にしているのは 時間を「消費」するのではなく「経験」に変えること ある患者さんのエピソードをご紹介します 外出に不安を抱えていたその方が 勇気を出して旅行の切符を駅まで買いに行きました 直後に大きな地震が起き、旅行は中止 払い戻しのために、再び駅へ行くことになりました 一見「無駄な二往復」に見えるかもしれません でも「自分は切符を買えた、払い戻しにも行けた」という事実は その方にとって何物にも代えがたい「経験資産」になりました 自ら決めて動いた時間は 結果が予定と違っても、血肉となる「生きた時間」になるのです 「通帳はあの世に持っていけませんが、経験は持っていける」 流されるままに過ごすのではなく 小さくてもいいので自分でプランを作り、動いてみる 今日という1日をどう使うか その一歩から、未来は変わっていきます 第171回は、【人生のバランスシート】について、お話ししています。 ***この番組は、Youtube、Instagram、noteでも配信しています*** ↓ ↓ ↓ https://youtube.com/@user-vi3dw5ik5u?si=KMN7vj5jpX6-XiTT https://www.instagram.com/tanaka.rika?igsh=OW14cWtwN2cyMWc0&utm_source=qr https://note.com/3788 ** 電子書籍 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』新発売** ↓ ↓ ↓ 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』 https://amzn.asia/d/9wTPG5O Facebookグループ 『メディカル羅針盤』 https://m.facebook.com/groups/25516582044693217/?ref=share うつの回復ステージ~混沌の歩き方~: 心の迷路を抜けて本当の自分に出会うための7段階 https://amzn.asia/d/dDAtOwn こちらもどうぞ!

  7. 8月5日

    170.沼びとは陸に上がれ

    「沼びと」という言葉をご存知ですか 私が提唱するうつの回復ステージの中で 最も回復が停滞しやすいのが「沼」にハマった状態です 沼にいる人の最大の特徴は 「自分が沼にいる」という自覚がまったくないこと 同じ場所でぐるぐると足踏みし マイナスな思考を繰り返しているのに 指摘しても「もう大丈夫です」と認めません 視野が極端に狭くなり、泥沼に深く沈み込んでいるのです 「ロープを放るから掴んで」と声をかけても 「結構です」と断られてしまいます どこかに「自分を救ってくれる魔法」を待つ気持ちがあるのでしょう でも、残念ながらこの世にマジックは存在しません では、どうすれば脱出できるのか 答えはシンプルです 「心を動かす前に、まず体を動かすこと」 今座っている席を立って、お茶碗を一つ洗う 外の空気を吸いに行ってみる それだけでいいのです 人間の回復は、常に「体」が先で「心」が後 とりあえず動く、食べる、寝る その繰り返しのうちに 一つの考えに囚われていた自分が ふとバカバカしく感じられる瞬間がやってきます そうなれば、もう道は開けたも同然です 「運気」とは「気を運ぶ」と書きます じっとしていては、気も運ばれてきません さあ、一緒に沼から出て、陸に上がりましょう 第170回は、【沼びとは陸に上がれ】について、お話ししています。 ***この番組は、Youtube、Instagram、noteでも配信しています*** ↓ ↓ ↓ https://youtube.com/@user-vi3dw5ik5u?si=KMN7vj5jpX6-XiTT https://www.instagram.com/tanaka.rika?igsh=OW14cWtwN2cyMWc0&utm_source=qr https://note.com/3788 ** 電子書籍 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』新発売** ↓ ↓ ↓ 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』 https://amzn.asia/d/9wTPG5O Facebookグループ 『メディカル羅針盤』 https://m.facebook.com/groups/25516582044693217/?ref=share うつの回復ステージ~混沌の歩き方~: 心の迷路を抜けて本当の自分に出会うための7段階 https://amzn.asia/d/dDAtOwn こちらもどうぞ!

  8. 7月29日

    169.女性性とは

    今回は「女性性とは」という、少し深いお話をします 私がどうしても違和感を覚える言葉があります それは「子供を作る」という表現です 命とは、人間の力だけで「作る」ものでしょうか 私は「授かる」ものだと思っています 不妊治療を経て授かった命であっても それは魂が宿った奇跡であり 人間のコントロールを超えた神聖な出来事です 「作る」という言葉には 「成功」や「失敗」という傲慢な意識が入り込んでしまいます でも「授かった」と捉えると 親としての責任感に押しつぶされずに済みます 「預かったのだから、分からなくて当たり前 少しずつ教えてもらおう」と考えると 心はずっと軽くなるはずです これは子育てに限りません 植物を育てることも、番組を作り上げることも 自分の意志だけで成し遂げたというより 「その機会を授かった」と考えてみてはどうでしょう 目に見えない命の源や 自分たちの力の及ばないものへの慎しみと感謝 そうした内面から滲み出る気品こそが 真の意味での女性性、人間としての美しさだと思います 完璧なお母さんや完璧な女性を目指す必要はありません 命に対する謙虚さを持ちながら この混沌とした時代を、軽やかに歩んでいきましょう 第169回は、【女性性とは】について、お話ししています。 ***この番組は、Youtube、Instagram、noteでも配信しています*** ↓ ↓ ↓ https://youtube.com/@user-vi3dw5ik5u?si=KMN7vj5jpX6-XiTT https://www.instagram.com/tanaka.rika?igsh=OW14cWtwN2cyMWc0&utm_source=qr https://note.com/3788 ** 電子書籍 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』新発売** ↓ ↓ ↓ 『人生を豊かにするこころのメディカル羅針盤』 https://amzn.asia/d/9wTPG5O Facebookグループ 『メディカル羅針盤』 https://m.facebook.com/groups/25516582044693217/?ref=share うつの回復ステージ~混沌の歩き方~: 心の迷路を抜けて本当の自分に出会うための7段階 https://amzn.asia/d/dDAtOwn こちらもどうぞ!

4.3
5段階評価中
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番組について

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