あしたメディア Podcast

#62 バイブスの正体(ゲスト:つやちゃん・川添愛)

音楽の現場やライブレポでもたびたび耳にする“バイブス”。一方、「バイブスってなんですか?」と問われると説明することは難しいはず。そこで、文筆家・つやちゃんさんと、言語学者・川添愛さんと共に、バイブスの正体について迫ります。
バイブスとテンションの違いから、正しい日本語とバイブスの関係性、そして話は“パンチライン”まで……

是非、皆さんも自分の中のバイブス観を見つめながらお聞きください。

📝こんな話題でお話しています

そもそも“バイブス”ってなんなのか/グルーヴとバイブスの違い/テンションとバイブスの違い/バイブスの複雑さ/高倉健はバイブスヤバそう/ライブごとのバイブス格差はなぜ起こる?/“ブチ上がる”でバイブスが上がる川添さん/“いける?!”の矛盾/正しい日本語とバイブスの関係性/“こだわり”の変遷/新しい言葉を生む、ネット・オタク・女子高生/“すきぴ”の“ぴ”/じゃあ、パンチラインってなんなのか/蔓延る“パンチライン警察”/バイブス系のパンチラインはまじ最強

⭐️ゲスト

川添愛さん
1973年生まれ。九州大学卒業後、同大学院にて博士号取得。大学および研究機関にて准教授を務めたのち、言語学や情報科学をテーマに執筆活動を行う。『白と黒のとびら オートマトンと形式言語をめぐる冒険』(東京大学出版会、2013)をはじめとした物語形式でコンピュータや数学世界を紐解く作品を多数出版。7月に新刊『「わかってもらう」ということ 他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方』(KADOKAWA)を発売。

つやちゃんさん
文筆家。音楽誌や文芸誌、ファッション誌などに寄稿。メディアでの企画プロデュースやアーティストのコンセプトメイキングなども多数。著書に、女性ラッパーの功績に光をあてた書籍『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』(DU BOOKS)、『スピード・バイブス・パンチライン ラップと漫才、勝つためのしゃべり論』(アルテスパブリッシング)等

ディレクター:吉岡葵
編集:中本光