流通空論

#58 『タコピーの原罪』ヒットとキャラが乱反射する時代(TBSテレビ・須藤孝太郎さん後編)

▼番組概要

ゲストは前回に引き続き、『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』や『タコピーの原罪』の企画・プロデュースを手がけたアニメプロデューサーの須藤孝太郎さん!

新興の制作会社とタッグを組み、見事ヒット作となった『タコピーの原罪』。須藤さんが、“若くて勢いのある制作チーム”にこだわりを持つ理由とは?

今後の展望は、LINEの新キャラ「えもじの子」でストップモーションを作ること!? 近年の人気キャラやアニメ作品は一体どこから人気に火がつくか深掘りしました。

▼今回の内容

『タコピーの原罪』の反響は? / 新興のスタジオと手を組んだワケ / ENISHIYAの制作過程 / 原作を逸脱する上でのボーダーラインは? / 収支の見込みはどこに設定したのか / 収益の多角化より作品を作り込むことを重視 / 前職では演歌などに関わる / 次の展望は? / LINEで使える「えもじの子」が気になる / 「えもじの子」はなぜ人気に火がついたのか / 近年のアニメ作品における名作とは / 既存の文脈から離れ認知が流通する / 「ラブブ」って何? / キャラが乱反射する現代 / 今、ど真ん中のキャラを作る難しさ / コンビニに個性が出るともっとおもしろい / システムの破れ目を作ろう

(用語補足)

02:09 ENISHIYA…アニメーションの企画や制作、宣伝業務などを行なっている制作会社。

05:35 maxilla…東京を拠点とするクリエイティブエージェンシー・ビジュアルプロダクションで、ブランドの戦略立案からCM・MV といった映像をはじめ、アートワークやWeb の制作、舞台演出、インスタレーションにおけるシステム開発などを手がけている。

05:38 VERSEn…ソニー・ミュージックレーベルズが手掛け、ライブ配信・アニメ・音楽・イラスト・小説・漫画などのコンテンツをクロスメディアに展開するVTuberプロジェクト。

14:05 えもじの子…SNSアプリ『LINE』の絵文字に登場するキャラクターで、2024年11月に行われた7年ぶりのLINEデフォルト絵文字のリニューアルから登場した。

15:36 佐藤雅彦…「ピタゴラスイッチ」 「バザールでござーる」「だんご3兄弟」「ポリンキー」などの作者で知られるクリエイティブディレクター。

20:11 ラブブ…香港のデザイナー龍家昇(カシン・ローン)が制作し、中国を拠点とする小売業者ポップマートで独占的に販売されているぬいぐるみ。うさぎのような耳と、とがった歯が特徴のキャラクター。

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▼出演:

TaiTan

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▼ゲスト:

須藤孝太郎 (アニメプロデューサー / TBSテレビ)