SCB PODCAST(サテライトシティブックスポッドキャスト)

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SCB PODCAST(サテライトシティブックスポッドキャスト)

栃木県宇都宮市のエア本屋 『サテライトシティブックス』がお店もありませんが、ポッドキャスト始めてみました。本・本屋さんの事を中心に音楽・映画・アートなどの様々な文化の話や作品の楽しさを伝える番組にしたいです。よろしくお願いします。 (毎週土曜日 新エピソード配信)

  1. SCB PODCAST#153『別れを告げない/ハン・ガンを読む』

    19 JUL

    SCB PODCAST#153『別れを告げない/ハン・ガンを読む』

    SCB PODCAST#153は『別れを告げない/ハン・ガンを読む』です。昨年、2016年に河出書房新社から刊行された『すべての、白いものたちの』を読んで、大変良かったので、新刊が発売されると聞いて、楽しみにしておりました。示し合わせたわけでもないのですが、TAKADAとONO、共にこの『別れを告げない』に興味がありましたので、今回題材とすることにしました。ハン・ガンさんはこれからも読み続けていきたい作家の一人ですし、あまり親しんでこなかった韓国文学もより深く知りたくなりました。最後まで聴いていただけたら嬉しいです。【作品紹介】作家のキョンハは、虐殺に関する小説を執筆中に、何かを暗示するような悪夢を見るようになる。ドキュメンタリー映画作家だった友人のインソンに相談し、短編映画の制作を約束した。済州島出身のインソンは10代の頃、毎晩悪夢にうなされる母の姿に憎しみを募らせたが、済州島4・3事件を生き延びた事実を母から聞き、憎しみは消えていった。後にインソンは島を出て働くが、認知症が進む母の介護のため島に戻り、看病の末に看取った。キョンハと映画制作の約束をしたのは葬儀の時だ。それから4年が過ぎても制作は進まず、私生活では家族や職を失い、遺書も書いていたキョンハのもとへ、インソンから「すぐ来て」とメールが届く。病院で激痛に耐えて治療を受けていたインソンはキョンハに、済州島の家に行って鳥を助けてと頼む。大雪の中、辿りついた家に幻のように現れたインソン。キョンハは彼女が4年間ここで何をしていたかを知る。インソンの母が命ある限り追い求めた真実への情熱も……いま生きる力を取り戻そうとする女性同士が、歴史に埋もれた人々の激烈な記憶と痛みを受け止め、未来へつなぐ再生の物語。フランスのメディシス賞、エミール・ギメ アジア文学賞受賞作。

    39 min

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栃木県宇都宮市のエア本屋 『サテライトシティブックス』がお店もありませんが、ポッドキャスト始めてみました。本・本屋さんの事を中心に音楽・映画・アートなどの様々な文化の話や作品の楽しさを伝える番組にしたいです。よろしくお願いします。 (毎週土曜日 新エピソード配信)

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