漫画家ためになるラジオ

読者に「これ、どうなっちゃうの?」と思わせるコレドナ感こそ、良いキャラを作った次の段階の必須要素 #267

いいキャラをつくった次の段階で必要となる要素。漫画にとって非常に大事でありながら、多くの人に見落とされがちな要素。それは読者に「これ、どうなっちゃうの?」と思わせる「コレドナ感」をつくることです。

いくらキャラの強さがあっても、スッと始まってスッと終わった印象の漫画が多いのは、読んでいて「コレドナ感」がないから。

バズる漫画は共感があればつくれますが、それだけでは商業でお金を得られる漫画にはなりづらいのも同じ理由からです。

一方で冒頭に「どうなっちゃうの?」と思わせることさえできれば、読者の心を掴め、そのまま最後まで読ませることができます。

だからこそ、まずはそれが必要だということ、そこでいかに面白く感じさせるかということを、強く意識しましょう。