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「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」“奇妙な夢”の体験から見えた「自由」と「執着」【藤津亮太のアニメの門V 120回】

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』は「奇妙にねじれた夢」のような作品だ。画面に見覚えのあるものがでてきても、記憶の中のそれと画面の中のそれは微妙に異なっている。“記憶”の断片が連想ゲームのように紡がれていく本作はその点で、とても“夢”に似ている。“夢”はシリーズ後半、作中でもキーワードのひとつとして浮上してくるが、本作の視聴体験そのものが“夢”に似ているのだ。