【epi.11】ユリイカ2023年4月号 投稿作品をよむ

PEDESTATION〜文学ポッドキャスト〜 Podcast

みなさんこんにちはPEDESTATIONの二宮です。田上です。

今回は「【epi.11】ユリイカ2023年4月号 投稿作品をよむ」のコーナーです。

僕たち編集部の二人は毎月ユリイカに自分の作品を投稿しています。

このコーナーの最初に投稿結果を発表します。その後、選者に選ばれた投稿作品をいくつか読み解いていきます。

雑誌「現代詩手帖」への投稿企画もしていますので、

そちらも合わせてぜひお聞きください。

今回はありがたいことに田上友也の「感染対策についての詩」が入選しておりました! バンザーイ! ということで今回は 田上の詩ともう一編 広橋山羊「きっかけ」を取り上げております

二宮は広橋山羊「きっかけ」を絶賛 PEDESへの投稿作品や今までの掲載作品もさることながら 今回の「きっかけ」はとても良かった 特にラストの部分が決まっている!

一方の田上はもちろん「きっかけ」は完成度が高く 良い作品であることに異論はないが PEDESへの投稿作品「鮭」やユリイカ9月号掲載作

「さがして」などに見られた ある物質と感情がクロスしていくような超絶技巧 これとこれを合わせてしまうのかと唸らせる 絶妙な融合から生まれるポエジー このような現象が今回の「きっかけ」にはなかったのではないか? と田上は指摘

二人ともすっかり広橋山羊の詩の虜になっており 議論がかなり盛り上がりました

田上の詩「感染対策についての詩」についての 選者・大崎清夏のコメントについても議論 「過剰さリアルさと、切実さ」についてや 田上は指摘がよくわからないが 二宮はこういうことが大崎清夏は言いたいのでは?

とこちらの議論も盛り上がりました!

music by Yuki Muraoka (⁠ARAM⁠/⁠April Blue⁠) Bass

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・『⁠PEDES vol.2⁠』

contents

【表紙・裏表紙漫画】我妻ひかり

【短歌】西村曜「ことばするしか」(20首)

【小説】桜井晴也「愛について僕たちが知らないことすべて」

【詩・台湾】鯨向海/翻訳家・及川茜 詩集『毎天都在膨脹』より六篇

【インタビュー】本屋lighthouse店主 関口竜平 「本屋lighthouseまでの道のり、現在、そしてこれから」

【エッセイ】kohei from ARAM「必要になったら音楽をかけて」

【詩】田澤敬哉「ぬわれひょん」詩五編

【詩】二宮豊「落書き」詩四編

【小説】田上強「光は花を若葉として」

・『⁠別冊PEDES⁠』

contents

【連詩】石田瑞穂×田上友也×二宮豊「連詩vill/age-北園克衛句集『村』をもとに」

【作品】田上友也「現代詩手帖投稿詩篇 2021年6月-2022年5月」

【作品】二宮豊「現代詩手帖投稿詩篇 2021年6月-2022年5月」

【詩評】石田瑞穂「紙のレコードを聴くように-田上友也と二宮豊の詩」

【エッセイ】田上友也「童貞に戻るための詩につ

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