ギークハウス元住吉のリビング

毎日掃除せずにはいられない男の話

とあるシェアハウスに私は存在できない。毎日毎日キッチンの隅に寝床をこしらえるのだが、ある"男"がやってきては私を洗い流すーーーそう、私は"部屋の汚れ"である。

ところが、ある日を境に男は姿を現さなくなった。別の男たちは私の前に現れるのだが、私を洗い流すことはない。そして私は不安になるーーー彼らは私の存在に気づいているのだろうか?それとも、ただ単に無視しているだけ?

今回はその「掃除を毎日欠かさない男」と「全く掃除をしない男たち」の両方にインタビューを試みる。