福島中央テレビ

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  1. 20 HR AGO

    新盆の家々を巡る江戸時代からの伝統芸能「じゃんがら念仏踊り」 担い手不足が懸念される中、興味を持つ子どもも 福島

    「新盆の家々を巡る江戸時代からの伝統芸能「じゃんがら念仏踊り」 担い手不足が懸念される中、興味を持つ子どもも 福島」 いわき市ではお盆の恒例行事で、江戸時代から続く伝統芸能「じゃんがら念仏踊り」を奉納する様子が見られました。 この「じゃんがら念仏踊り」は、地元の青年会や踊りの保存会などが新盆を迎えた家などを回り、亡くなった人を供養します。このうち「下神谷(しもかべや)じゃんがら保存会」では、17人が太鼓と鉦(かね)を鳴らして、念仏を唱えながら踊りを披露しました。  下神谷じゃんがら保存会 市野澤公樹さん 「故人のお宅に伺うということで一軒一軒気持ちを込めて(太鼓を)叩かせてもらっています」 市の無形民俗文化財でもある「じゃんがら念仏踊り」は担い手不足が懸念されていますが、きょうは小学生も参加していました。念仏踊りを始めた切っ掛けを尋ねると。  大山朔弥さん(小3) 「おじさんがやっていて、自分もやってみたいと思ったからです。亡くなった人に喜んでもらえるように踊っています」 訪れた先では奉納先の子どもが朔弥さんの鉦を叩かせてもらい、念仏踊りのリズムを刻むと、保存会の人から「いいねいいね、来年澤村神社で待ってますので」と声をかけられ、笑いが起きていました。下神谷じゃんがら保存会は、きのうときょうの2日間で25軒の家を回ったということです。

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