1 hr 58 min

【あいだの生態系研究所 vol.10】サンゴと人と環境変動適‪応‬ エコミームチャンネル

    • Society & Culture

大きな気候変動の時代に、私たちはどのように適応し生きていくのでしょうか。

5億年ほど前から地球に生存し続けているサンゴの生態には、生き物が環境変動に適応していくためのヒントが溢れています。そして、サンゴの骨格は年輪を刻みながら数百年間にわたって成長を続けているため、過去から現在の様々な時代の気候変化や環境変動の詳細な記憶にアクセスすることができます。



本セッションでは、「100年後に残す」をキーワードにサンゴ礁に関する研究・教育活動に取り組んでいる渡邊剛 氏(北海道大学大学院理学研究院 講師/ NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長)をお招きし、サンゴ礁を取り巻く生態系や物質循環を手がかりに、複雑に変化し続ける世界との関わり方や、自然生態系と文化のつながりについて学びを深めます。



※あいだラボプレオープンイベントの渡邊先生のトーク内容もご参照ください。

・あいだラボ・プレオープンイベントvol.2 生態系と人のあいだを紡ぐ森里海連環学とポスト人間中心デザイン(田中克氏・稲村徳州氏・渡邊剛氏)

 • 【あいだラボ】プレオープンイベントvol.2 生態系と人のあいだを紡ぐ森里...  



【渡邊先生からの推薦図書】※より深く学びたい方向け。必須ではありません。

■成山堂書店『サンゴ 知られざる世界』

サンゴの基礎的なことから近年の研究まで広く取り上げられております。

https://www.amazon.co.jp/サンゴ-知られざる世界-...



■アリス館『サンゴといっしょすいぞくかん』

専門家が監修した絵本で、可愛い絵柄に対して内容は結構専門的ながら親しみやすい内容となっています。

https://www.amazon.co.jp/サンゴといっしょすいぞく...





[ナビゲータープロフィール]

・渡邊剛氏 (北海道大学大学院理学研究院 講師/ NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長)

北海道大学理学部卒業、北海道大学地球環境科学院 博士課程修了、オーストラリア国立大学、フランス 国立気候環境研究所、ドイツアーヘン工科大学、ハワイ大学ケワロ海洋研究所で研究員を歴任。サンゴ骨格から当時の地球環境変動を読み取るために、世界の海を駆け巡り未踏の地を探究している。喜界島に魅了され弟子と共に喜界島サンゴ礁科学研究所を開設(https://kikaireefs.org) 。100年後に残す、を共通理念として全国から集まる子供から大人まで仲間と共に研究、教育、普及活動に励んでいる。



・田中克 氏(京都大学名誉教授・舞根森里海研究所長)

1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて“もろい”場所であることより、源流域から海までの多様なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環学」を提唱(2003年)。

そのモデル的フィールドしての限りなく豊かであった(漁業生産、生物多様性共に)有明海の再生と2011年3月11日に発生した東日本大震災からの沿岸生態系の復興とそれに依拠する地域

大きな気候変動の時代に、私たちはどのように適応し生きていくのでしょうか。

5億年ほど前から地球に生存し続けているサンゴの生態には、生き物が環境変動に適応していくためのヒントが溢れています。そして、サンゴの骨格は年輪を刻みながら数百年間にわたって成長を続けているため、過去から現在の様々な時代の気候変化や環境変動の詳細な記憶にアクセスすることができます。



本セッションでは、「100年後に残す」をキーワードにサンゴ礁に関する研究・教育活動に取り組んでいる渡邊剛 氏(北海道大学大学院理学研究院 講師/ NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長)をお招きし、サンゴ礁を取り巻く生態系や物質循環を手がかりに、複雑に変化し続ける世界との関わり方や、自然生態系と文化のつながりについて学びを深めます。



※あいだラボプレオープンイベントの渡邊先生のトーク内容もご参照ください。

・あいだラボ・プレオープンイベントvol.2 生態系と人のあいだを紡ぐ森里海連環学とポスト人間中心デザイン(田中克氏・稲村徳州氏・渡邊剛氏)

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【渡邊先生からの推薦図書】※より深く学びたい方向け。必須ではありません。

■成山堂書店『サンゴ 知られざる世界』

サンゴの基礎的なことから近年の研究まで広く取り上げられております。

https://www.amazon.co.jp/サンゴ-知られざる世界-...



■アリス館『サンゴといっしょすいぞくかん』

専門家が監修した絵本で、可愛い絵柄に対して内容は結構専門的ながら親しみやすい内容となっています。

https://www.amazon.co.jp/サンゴといっしょすいぞく...





[ナビゲータープロフィール]

・渡邊剛氏 (北海道大学大学院理学研究院 講師/ NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長)

北海道大学理学部卒業、北海道大学地球環境科学院 博士課程修了、オーストラリア国立大学、フランス 国立気候環境研究所、ドイツアーヘン工科大学、ハワイ大学ケワロ海洋研究所で研究員を歴任。サンゴ骨格から当時の地球環境変動を読み取るために、世界の海を駆け巡り未踏の地を探究している。喜界島に魅了され弟子と共に喜界島サンゴ礁科学研究所を開設(https://kikaireefs.org) 。100年後に残す、を共通理念として全国から集まる子供から大人まで仲間と共に研究、教育、普及活動に励んでいる。



・田中克 氏(京都大学名誉教授・舞根森里海研究所長)

1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて“もろい”場所であることより、源流域から海までの多様なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環学」を提唱(2003年)。

そのモデル的フィールドしての限りなく豊かであった(漁業生産、生物多様性共に)有明海の再生と2011年3月11日に発生した東日本大震災からの沿岸生態系の復興とそれに依拠する地域

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