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あらゆる廃棄物を人工皮革など「選べる素材(再資源)」に変換!新循環ソリューション「.Garbon」始動

あらゆる廃棄物を人工皮革など「選べる素材(再資源)」に変換!新循環ソリューション「.Garbon」始動。 株式会社Gabは、炭化技術によって、これまで再利用が困難だった廃棄物を独自のプロセスで炭化し、人工レザーをはじめとする多様な選べる素材(再資源)へと変換する新循環ソリューション「.Garbon(ガーボン)」を2025年9月10日(水)に始動した。その発表に先がけて、9月9日(火)にメディア向けの先行発表ラウンドテーブルを開催し、同社代表の山口萌斗氏が登壇した。  炭化技術で廃棄ゼロ社会へ、.Garbon(ガーボン)始動 .Garbon(ガーボン)は、これまで再利用が困難だった廃棄物(プラスチック、衣服、食料残渣などあらゆる有機系廃棄物)を炭化して、均質な炭の粉末へと変え、人工レザーなど、用途に合わせて高付加価値素材に変換する新循環ソリューション。従来の方法では分別が難しく、汚れや劣化によって再利用できず、焼却するしかなかった廃棄物も再資源化することができる。 企業が抱える廃棄物問題の解決と、廃棄ゼロ社会の実現を目指す取り組みとして企業連携も進めていく予定であり、すでにトヨタ自動車からの賛同を受け、「TOYOTA UPCYCLE」にて先行的に実証を開始した。  一億円の資金調達を成し遂げたスタートアップ メディアラウンドテーブルにて、山内氏は自身と同社の来歴について「静岡大学在学中に株式会社Gabを起業し、現在6期目のスタートアップです。24年9月には一億円の資金調達に成功しました」と紹介。 また「調達資金をもとに、今までやってきた事業の延長上ではありますが、全く新しい成長力の高いような新サービスを作ろうということで、約1年前から進めてきたのが、この「.Garbon」です」と、新サービスが生まれた経緯を語った。 同社はこれまで、「ゴミ問題の打開策」をテーマに、リテール事業、エンタメ事業に取り組んでいて、.Garbonの始動により、新たにマテリアル事業も加わることになった。