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アーセナルのスター選手「試合を支配した」評論家が“恐ろしい”と称する

「アーセナルのスター選手「試合を支配した」評論家が“恐ろしい”と称する」  9月13日にプレミアリーグのアーセナルがノッティンガム・フォレストに3-0で勝利した一戦で、スペイン代表MFマルティン・スビメンディが大きな存在感を示した。26歳のMFは移籍後初ゴールを含む2ゴールを挙げ、ミケル・アルテタ監督のチームに今2025/26シーズン3勝目をもたらした。前半にはFWノニ・マドゥエケのコーナーから豪快なボレーを決め、後半にはMFレアンドロ・トロサールのクロスに頭で合わせた。 UKメディア『BBC』の評論家トロイ・ディーニー氏は、この試合でのスビメンディを「試合を支配した」と表現した。特に1点目の技術を「恐ろしいほど」と評し、スタンドにボールが飛んでもおかしくない重要な場面で、完璧にボールを捉えたボレーシュートで得点を挙げたシーンの技術の高さを強調した。また後半のヘディングでのゴールについても落ち着きと精度を称賛し、彼がボール保持時に指揮者の役割を果たすために獲得されたと語った。 ディーニー氏はスビメンディを自身の「プレミアリーグ週間ベストイレブン」に選出し、ボール扱いの冷静さとアーセナルでの初ゴールを含む2ゴールを高く評価した。最近ではまともにヘディングできない選手が多い中で、同選手の冷静さは際立っていたと述べた。 スビメンディは今シーズンのプレミアリーグで、DFガブリエウと並び、唯一全試合360分にわたってピッチに立っているフィールドプレーヤーだ。MFデクラン・ライスとの中盤のコンビはチームの好調なスタートを支える重要な要素となっており、アーセナルはここまで勝ち点12のうち9を確保している。 アーセナルは今2025年夏、ラ・リーガのレアル・ソシエダからスビメンディを約6000万ポンド(約120億円)で獲得した。昨2024/25シーズンにはリバプールからのオファーを断っていた。