バトル・ニュース(プロレス&格闘技)

株式会社コラボ総研
バトル・ニュース(プロレス&格闘技)

PC・携帯・スマホで見る “無料”プロレス・格闘技ニュースサイト.

  1. 5H AGO

    中学1年生12歳の練習生がマーベラスの公開プロテストに合格!

    27日に開催されたマーベラス新木場大会は公開プロテスト開催のため通常より30分早くスタート。今春から中学生になったばかりの12歳の練習生・根本楓花(ねもと・ふうか)が初めてのプロテストに挑んだ。最初のスクワット300回はふとももを叩いて気合いを入れながらなんとかクリア。続いて回転運動、受け身、ロープワークをこなすと、スパーリングでは暁千華、彩芽蒼空、宝山愛を相手に各3分間、最後まで食らいつく姿勢を見せた。 リング上で長与千種からマイクを向けられた楓花は「スパーリングの時に全然動けなくて悔しかったです」と話し、目標の選手を聞かれると「最初は(いろは)匠さんだったけど、最近は(桃野)美桜さんです」と答えて会場を笑わせる。いろはを好きになった理由は「強いところや優しいところ、今も好きです」。桃野については「身長は小っちゃいけど、強くて負けず嫌いなところが好きです」。長与が「宇宙一負けず嫌いだよ。勝てると思う?」と問い正すと「勝ちます」と即答。すると長与は「合格です! いつか勝ってね」と言い渡した。 楓花が「応援ありがとうございました」と会場のファンに感謝を述べると、長与は「まだ12歳なんでホント少しずつ、ちゃんと技術を習得させていきたいと思います。ちなみに何色が好き?」。楓花は「赤色です!」と元気よく答えて会場を沸かせた。小学3年生からマーベラスを見てプロレスラーを目指していたという楓花は、「プロレスラーになりたいから動けなくても頑張りました。メッチャ緊張しました。もともと運動ができなかったから練習は苦しかったけど、匠さんと闘いたいから頑張りました」とコメント。 メインイベントはいろは匠&Sareeeの持つAAAWタッグ王座に、新人の暁千華&彩芽蒼空が挑戦するタイトルマッチ。タッグチームとして本格始動することになったいろは&Sareeeのチーム名はチャットGPTにより『SPARK RUSH』に決まり、オリジナルの入場テーマ曲が初披露。手数の多さで応戦する2人の攻撃を受け切ると、走り込んできた千華を捕らえたSareeeが裏投げで仕留めて初防衛を果たした。

    3 min
  2. 9H AGO

    39℃のとろけそうな日に商店街でプロレスラーが大暴れ!“暑い”闘いで熱中症をぶっ飛ばす!

    28日、東京みやこ・新宿三丁目末広通りプロレス広場にて『初夏の商店会プロレス』が開催された。 商店会プロレスとは、末広通り商店会会長の石川国由氏が音頭を取っておこなっている商店街活性イベントの一環であり、公道にリングを立てて行われる観戦無料のプロレス大会。 商店会プロレスは令和の世に1990年代のインディープロレスの魂を語り継いでいる現TTTプロレスリング代表のガッツ石島がプロデュースしており、初めてプロレスを見る人を含む老若男女が幅広く楽しめる大会を展開している。 こうしたコツコツとした活動が評価され、2022年から商店街振興のための東京みやこの事業としても商店会プロレスを継続的に開催。 お笑いを中心とした演芸&戦後の日本人を元気付けてきたプロレスを“日本の伝統文化”と位置付け、文化保存運動の一環としてリングを使ったエンターテイメントを提供するなどプロレスを見たことがない人がプロレスに初めて触れる機会を創るための草の根運動をおこなっている。 今回は末広通りで今年初の商店会プロレス開催となったが、この日の東京みやこの最高気温は34℃。 季節外れの真夏日であることに加え、会場は遮蔽物のない日向。カンカン照りに晒されたアスファルトの上に建てられた鉄製のリングはとんでもない熱を放っており、周囲にはゆらゆらと陽炎が発生。こうした状況もあり、リング周辺の気温は現地の温度計で39℃を記録していた。 鉄のフレームに木の板とマットを敷いただけのリング上の温度は測り知れず、この日の試合では選手たちが技というより灼熱のリングの上で受け身を取ることで大ダメージを負っていき、悪役レスラーはリング四隅の鉄柱に素肌を押し付けるといった残虐な攻撃を展開。裸足で試合に臨んだ柔術を得意とする選手はリング上を歩くのも一苦労であり、得意の寝技を繰り出すのに四苦八苦していた。 メインイベントでは、ガッツ石島&神崎ユウキvs定アキラ&Regulusのタッグマッチが実施。TTTを侵略中のヒール軍【ゴキブリ商会】を率いる定らを、ガッツ率いるTTT正規軍が迎撃する構図の試合だ。 定&Regulusは、リングの四柱やロープといった高熱を発するものを使った悪の環境利用闘法で試合を優位に進める。 しかし、7月19日のTTT新木場大会で定の持つインディー統一無差別級王座に挑戦することが決まっている神崎が発奮。

    3 min
  3. 10H AGO

    “ストロング暴力スタイル”を掲げる悪女ユニットが猛威をふるい「凶器に厳しく、あなたに暴力!」

    28日、新木場1stRINGにてアクトレスリング新木場公演『ACTWRES SENGOKU SERIES『SHINTOU MEKYAKU』』が開催。“ストロング暴力スタイル”を掲げるヒールユニット『Actwreskiller'Z(アクトレスキラーズ)』が猛威をふるった。 現在のアクトレスガールズは、WWEのように台本があることを公表してプロレスを展開中。ヒールvsベビーがストーリーの主軸となっており、凶器・乱入・裏切りなど手段を選ばないアクトレスキラーズが『ストロング暴力スタイル』で悪の限りを尽くしている。 この日は第3試合で勝利したキラーズの荒幡寧々(あらはたねね)が、GENKI戦隊アクトレス5のリーダーであり現AWG王者の才原茉莉乃(さいはらまりの)を「チャンピオン不甲斐なかったんじゃないですかね?なんて言えばいいんですかこういうの?ペーパーチャンピオン的な?(嘲笑)誰にもベルト持ってきてもらえないし。ちょっとねぇどうなんでしょうこんなチャンピオン」と挑発し、これに激怒した才原が普段見せない関西弁全開で「誰がペーパーチャンピオンやコラ!なんやねんペーパーチャンピオンて!ちょうど、あんたが言うペーパーチャンピオンか知らんけど、私はチャンピオンのベルト持ってます。どうですか?」と王座戦を決定。 第4試合ではキラーズのタッグチーム[百華時雨(ひゃっかしぐれ)]石川はるか&岩井杏加(いわいきょうか)がKING王者の水嶋さくらから勝利し、「これが私たちの勝ち方です。どう?1対1でも闘ってみたくないですか?」と、水嶋vs石川、水嶋vs岩井を約束させた。 メインイベントでは、MARU&茉莉(まり)vs惡斗(あくと)&入江彩乃(いりえあやの)のという、キラーズトップ4人による同門対決を実施。 MARUがチェーンで惡斗を捕らえると場外で絞首刑にし、さらに彩乃の首にチェーンをかけて引っ張りながら茉莉が奈落落としで叩きつけるえげつない合体攻撃で攻め立てる。惡斗も入江とのダブルビッグブーツや大蛇(=変形マフラーホールド)で絞り上げていくが、茉莉が惡斗を延髄斬りで排除し、MARUが彩乃からMARU×2スープレックスホールドですりーかうんとを奪った。

    2 min
  4. 2D AGO

    「名前を出すのも恥ずかしい団体で俺たちは…」地の底から這い上がってきたプロレスラー2人が頂上決戦でインディー界統一に向け驀進!

    2ついたち、東京みやこ・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『PROGRESS 5』が開催。定アキラと橋之介がインディー統一無差別級王座をかけて激突した。 TTTプロレスリングは、故・ターザン後藤さんが掲げた“インディー統一”の遺志を受け継ぐガッツ石島がはたあげげした団体。90年代インディーの空気を色濃く残したディープなメンバーが参戦しており、令和最新型の“平成”を創り上げている。 2020年1月にはたあげげしたTTTははたあげげ直後にコロナ禍に見舞われ、いきなり興行が出来なくなり解散の危機に瀕するという波乱の立ち上がりを見せる。 しかし、TTTは同じくコロナ禍にあえぐ地元商店街とタッグを結成し、商店街振興のためのプロレスイベントを継続的に行うといった草の根運動で支持を拡大。この活動は行政にも認められ、東京みやこの商店街振興事業の一環として多数の商店街と合同で行われるようになるなど社会から高く評価。昨年12月には初の後楽園ホール進出、2026年1月9日に2度目の後楽園大会を決定しているなど上り調子だ。 TTTは観衆の洗脳活動を主とする奇行系ヒールユニット【ゴキブリ商会】から侵略を受けており、教祖たる“唯一神”藤原しゅうおうはTTT所属の正規軍よりもファンの支持を集めていた。 しかし、唯我独尊な神の行いに子ゴキブリたちがついにブチ切れ、今年4月大会にてしゅうおうをゴキブリ商会から追放。神の座を簒奪した定アキラが実質的な新リーダーとなり、5月大会ではガッツ石島を破って悲願のインディー統一無差別級王座戴冠を果たした。 定は小学1年生の時からU.W.F.スネークピットジャパンで修練を積み、15歳の若さで故・アントニオ猪木さん率いるIGFでデビュー。31歳にして約16年のキャリアを誇り、人生の半分以上をプロレスラーとして過ごしている若き古強者。会場にはいつも2人の子どもが応援に来ており、大声援を受けながらパパとして強さを見せつけている。 この日は、定の持つ王座に橋之介が挑戦。 橋之介はプロレス界の名脇役として名を馳せた故・ウォーリー山口さんの実子。タイガー戸口(キム・ドク)に師事して2019年9月にTCWでデビューしたが、以降は父の後ろ盾を使うこと無く一貫してフリーとして活動。2024年7月のTTT入団まで自らの意志で泥水をすすり続けてきた孤高のハイフライヤーだ。

    3 min
  5. 4D AGO

    KO-Dタッグ王者・阿部史典が6・29後楽園でのV6戦に向け不敵に発言!「勝てば、納谷の小指を持ち帰れて、飯野よりカッコいいことを証明できる」

    DDTプロレスが6月23日、みやこ内で6・29後楽園で行なわれるKO-Dタッグ選手権試合(王者組=あべふみのり&野村卓矢vs挑戦者組=納谷幸男&飯野雄貴)の調印式及び記者会見を開き、阿部が不敵な発言を残した。 王者組のアストロノーツは6・7品川で彰人&高鹿佑也の挑戦をしりぞけて5度目の防衛に成功。試合後、納谷が挑戦表明し、パートナーとして欠場中の飯野を指名した。 アストロノーツは格闘探偵団のTシャツに試合コスチュームで登壇し、すでに臨戦態勢。後から登場した飯野は両手にコーヒーと携帯用扇風機を持ち、上着はノースリーブ。納谷は派手なサングラスに、キテレツなジャケットで現れた。飯野は入って来るなり「アイアム・バーニング! イヤー!」と言おうとするも、阿部が途中で阻止。 飯野は2・9仙台大会で右眼窩(がんか)底を骨折し長期欠場。今回、約5ヵ月ぶりの復帰となるが、「眼窩底骨折して、4ヵ月欠場して、目は視力も戻り、万全の状態で復帰できます。そして納谷幸男が挑戦者のタッグとして選んでくれたんで。このブランクを埋めたいと思います」と意気込み、「アイアム・バーニング! イヤー!」と言おうとするも、阿部がまたまた阻んだ。 納谷は「今DDTにあまり(本格的な)タッグがいないんで、僕と飯野が組めば、新しいタッグの風が吹かせられるんじゃないかと思います。俺たち、このイロモノタッグで絶対そのベルト獲ってやりたいと思っています」とベルト獲り宣言。 かたや、王者組の野村は「6度目の防衛戦、我々アストロノーツは大きい選手が大好きなんで。大きい選手だからこそ我々の真価が発揮できると思うんで。最多防衛(12回)目指して戦い続けていきます。難なく防衛して、最多防衛更新します!」と自信を見せた。 阿部は「私の人生、ずっと坊主だったんですけど、最近切るのが面倒くさくて、どんな伸び方するんだろうって、知りたくて伸ばしてたんですけど。初めて理容師さんのところに行って、フェードをかけてもらってスッキリしたんです。次行ったら、この長さでパーマがかけられますよと。濡れパーですね。私は頭の傷があるんですけど、濡れパーかけると傷が隠れるんです。これに伴って格好もちゃんとしないとと思って、ユニクロに行って服買ったりして。まともになったつもりがまだまだおしゃれじゃなかったかなと今日思いました。恥ずかしい思いと悔しい思い。

    3 min
  6. 4D AGO

    引退直前の長谷川美子が里帰り参戦し、リアル・ガンジョ勢が熱闘を展開!「本当にガンバレ☆プロレスは最高の場所です」

    ガンバレ☆プロレスが6月22日、東京・新木場1stRINGで『ブルーベルベット2025』を開催した。サイバーファイトからの独立に伴い、昨年3月いっぱいで退団し、7・8新宿FACEで引退する長谷川美子(東京女子プロレス)が1年3ヵ月ぶりの里帰り参戦で「ガンプロラストマッチ」を戦い、リアル・ガンジョ勢が熱闘を繰り広げた。 この日、長谷川はYuuRI、同時期に退団したリアラ(フリー)と組み、春日萌花&まなせゆうな&バニー及川(フリー)と対戦。特別リングアナはプロレス休業中のHARUKAZEが務め、旧体制時代のメインレフェリーの木曽大介が試合を裁いた。 試合は6選手がめまぐるしく動き回り、激しい攻防に。まなせが長谷川にブレーンバスターを見舞えば、YuuRIがまなせにトラースキック。長谷川はマフラーホールドでまなせを絞り上げる。まなせがYuuRIとリアラをダブルラリアットでまとめてぶっ飛ばす。長谷川がまなせにエルボーを打てば、まなせがラリアット。カウント2で返されると、まなせは久々に鈴木ダイナミックの封印を解き、粘る長谷川を仕留めた。 まなせは「よっちゃん、リアラ、お帰り! ガンジョは退団しても、引退しても、頑張り続ける限り、全部ガンジョ。引退した後、頑張れなくなったら戻っておいで。私たちが頑張る力を与える試合するから見に来て。今日はこのリングで一緒に試合してくれてありがとうございます」とマイク。 長谷川は「ただいま! 容赦なさすぎます。引退間近なんだから、譲ってくれたっていいのに。でも、この頑張る力をくれる場所が、ここだって改めて感じました。本当にガンバレ☆プロレスは最高の場所です。ありがとうございました」と言うや否や、まなせをスクールボーイで丸め込むと、すりーかうんとが叩かれた。 試合後、長谷川は「新体制になっても変わらない、どこにも負けない熱さがあって。離れたことを後悔してるとかも。自分の選択を間違ったとは絶対に言いたくないと思ったけど、ここいいなー。試合は完敗でしたけど、最高に楽しい時間を過ごせました」と笑み。 まなせは「私たちが楽しみにしてたのと同じか、それ以上に楽しみにしてくれてたんだなと思うと…。自分に呼ぶ力があったら、もっと早くできたのにというのは悔しいけど、(引退に)間に合ったのはよかった。

    3 min
  7. 4D AGO

    SOG世界タッグ王者・渡瀬瑞基が非情の腕攻めで中村宗達との前哨戦で勝利!大家健が7・19新木場での望月成晃とのタッグを熱望

    ガンバレ☆プロレスが6月22日、東京・新木場1stRINGで『ブルーベルベット2025』を開催した。7・19新木場で杉浦透&中村宗達の挑戦を受けるスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王者のわたせみずき(パートナーはいりえしげひろ)が中村とのシングルでの前哨戦で、非情な攻めで勝利を挙げ、タイトル戦での制裁を宣言した。 6・1高島平でのいしいけいすけ&杉浦&中村vsいまなり夢人&渡瀬&入江の一戦で、中村がジャーマンで大先輩の渡瀬から殊勲の星を挙げ、杉浦とのコンビでSOG世界タッグ王座に挑戦表明。王者組が受諾し、7・19新木場での王座戦が決定。そのタイトル戦に向け、今大会で渡瀬vs中村のシングルでの前哨戦が組まれた。 奇襲を掛けた中村は張り手、みちのくドライバーⅡ、トペを敢行。場外でもチョップ連発で攻めまくった。リングに戻ると、中村は首4の字固めで締め上げ、ハーフハッチ・スープレックス。耐えた渡瀬は雪崩式ブレーンバスター、エルボーバットで吹っ飛ばすと、花道でエグイ角度で垂直落下式ブレーンバスター。ここで、無骨の川崎大会への参戦を終えて、新木場に駆け付けた杉浦が中村のセコンドに就く。渡瀬は低空ミサイルキック、ダイビング・フットスタンプでやり返す。中村がジャーマンを見舞えば、渡瀬もジャーマンで返す。中村がみちのくドライバーⅡもカウントは2。渡瀬が腕決め式DDTからフロントネックロック、垂直落下式ブレーンバスターで追い撃ち。そして、渡瀬はNAGISA(腕決め式フロントネックロック)で絞り上げる。中村が動けない状況で、杉浦がたまらずタオルを投入して、渡瀬のTKO勝ち。 納得いかない中村に対し、杉浦は「分かるけど、今日じゃないだろ。ここで腕壊れたらどうするんだよ。本気でベルト獲りに行くんだ」となだめた。続けて、杉浦が「タイトルマッチだったら、俺の腕の1本、2本、置いていってもいい」と言えば、渡瀬は「その気持ちも分かったし、試合中のエルボーも効いたよ。その気持ちで来月獲りに来い」と言い返す。中村が「ギブアップしてないからな」と主張すれば、渡瀬は「来月、ボコボコにしてやるよ」と言い放ち、完全に戦闘モードに突入した。 バックステージで杉浦は「今日は今日の戦いがあったと思う。今ここで壊させるわけにはいかない。

    3 min
  8. 4D AGO

    SOG世界無差別級王者・今成夢人が前口“アルティメット”太尊の打撃技に苦戦も薄氷のV5!「リアル・キックボクシング・プロレスラーの誕生、おめでとうございます」

    ガンバレ☆プロレスが6月22日、東京・新木場1stRINGで『ブルーベルベット2025』を開催した。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者のいまなり夢人が前口“アルティメット”太尊の打撃技に苦しみながらも勝利をつかみ、5度目の防衛に成功した。 元J-NETWORKライト級王者の前口は2021年7月にキックボクシングを引退。いぶしプロレス研究所の所属となり、同8月にプロレスに転向。その後、ガンプロにレギュラー参戦してきた。2023年5月には佐藤ひかる(パンクラスMISSION)との変態パンチドランカーズでSOG世界タッグ王座を戴冠するも、同7月に勝村周一朗&和田拓也の元総合王者コンビに敗れ王座から陥落。その後も地道にコツコツとプロレスラーとしての歩みを続けてきたが、なかなか殻を破ることができなかった。 だが、起爆剤となったのが6・1高島平での『ガンプロ・アルティメットルール』でのタッグマッチ(勝村&和田vs前口&タノムサク鳥羽)だった。この一戦でキックボクシンググローブを着用して戦った前口は、元修斗世界フェザー級王者で元SOG世界無差別級王者の勝村に右バックハンドブローで戦慄のKO勝ち。この勝利で覚醒した前口はいまなりに挑戦を表明し、グローブ着用時のみ「前口“アルティメット”太尊」を名乗ることを宣言。今回のタイトル戦はグローブを着けて臨んだ。SOG世界無差別級王座への挑戦は2023年1月5日、東京・板橋グリーンホールで当時王者のわたせみずきに挑んで以来、2年半ぶり。王者のいまなりはガンプロ&いぶしプロレス研究所の2団体ダブル所属で同門対決となった。 序盤から前口はパンチ連打でダウンを奪っていく。いまなりは足4の字固め、セントーン連発で反撃。さらにいまなりは逆エビ固め、逆片エビ固めで追い込むも、前口はパンチ連打、ローキック、ヒザを叩き込み、いまなりは防戦一方。前口はドロップキックを見舞うと、ジャンプしてのパンチからタイソンスプラッシュもカウントは2。いまなりはドラゴンスクリューからラリアット。前口もパンチ連打から丸め込みにいくもいまなりが返す。いまなりはルー・テーズプレス、パワーボム、走り込んでのラリアット。そして、最後はこうかくどのパワーボムですりーかうんとを奪い、異種格闘技戦さながらの戦いを制した。

    3 min

About

PC・携帯・スマホで見る “無料”プロレス・格闘技ニュースサイト.

You Might Also Like

To listen to explicit episodes, sign in.

Stay up to date with this show

Sign in or sign up to follow shows, save episodes, and get the latest updates.

Select a country or region

Africa, Middle East, and India

Asia Pacific

Europe

Latin America and the Caribbean

The United States and Canada