13 episodes

本についての期待と回想。新/古。小説/マンガ/哲学/科学。月3~4。

ココロノ本‪ノ‬ 病理医ヤンデル

    • Arts
    • 5.0 • 1 Rating

本についての期待と回想。新/古。小説/マンガ/哲学/科学。月3~4。

    #13『人間がいなくなった後の自然』カル・フリン

    #13『人間がいなくなった後の自然』カル・フリン

    本についての期待と回想。草思社、2023年の本をいまさら読みましたが個人的には年間ベスト級(遅い)でした。タイトルから想像できる論調の100倍おもしろい。そもそも「紀行文」としてレベルが高いんだと思います。

    • 10 min
    #12『形態学の復権 分子生物学を超えて』吉村不二夫

    #12『形態学の復権 分子生物学を超えて』吉村不二夫

    本に対する期待と回想。1987年初版発行の古書、著者は東京慈恵会医科大学の解剖学講座教授であった吉村不二夫先生です。あなたが病理医なら激烈に楽しく読めるでしょう(ほかの職業人の方がどうかは知りません)。おもしろかった。

    • 10 min
    #11『客観性の落とし穴』村上靖彦

    #11『客観性の落とし穴』村上靖彦

    本についての期待と回想。ちくまプリマー新書は中高生でも読めるライトな新書、ですが著者があえて簡単すぎる書き方をしているわけではないので多くの方におすすめできます。本書はさすが売れるだけあるという感じ。でもほめまくるだけじゃつまらない。

    • 10 min
    #10『アリストテレス 生物学の想像』(アルマン・マリー・ルロワ)

    #10『アリストテレス 生物学の想像』(アルマン・マリー・ルロワ)

    本に対する期待と回想。森夏樹訳、みすず書房2019年の本。上下巻。非常~~に読んでて眠くなる冗長な本です(笑)。ではなぜこれを読むのか、そして人に勧めるのかという話。

    番組中で紹介しているブログ記事: https://www.medieviste.org/2019/12/09/%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e3%82%82%e3%82%8d%e3%81%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/

    • 10 min
    #9『最終講義 分裂病私見』(中井久夫)

    #9『最終講義 分裂病私見』(中井久夫)

    本についての期待と回想。みすず書房の名著、10分では語りきれなかった気もします。「たとえ話」が秀逸だということも、とにかく誰に対しても優しい目線であるということも、ぜんぜんしゃべれなかった。

    • 10 min
    #8『ハーンと八雲』宇野邦一

    #8『ハーンと八雲』宇野邦一

    本についての期待と回想。フランス文学者、アルト―他の研究者でありジル・ドゥルーズの教えを受けたことがある著者の書き下ろし……ですが、そういうつながりで手に取ったわけではなくて渡辺哲夫『死と狂気』からのつながりであります。多面的なものごとへの目配りというものを文章にするとこれくらいの分量になるんだよなあ、というわくわくする本。

    • 10 min

Customer Reviews

5.0 out of 5
1 Rating

1 Rating

Top Podcasts In Arts

Fresh Air
NPR
The Moth
The Moth
99% Invisible
Roman Mars
The Bright Side
iHeartPodcasts and Hello Sunshine
The Magnus Archives
Rusty Quill
Snap Judgment Presents: Spooked
Snap Judgment

You Might Also Like

真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜
バタやん(KODANSHA)
岸政彦の20分休み
聴くテレ朝
東京ポッド許可局
東京ポッド許可局
歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)
COTEN inc.
ゆる言語学ラジオ
Yuru Gengogaku Radio
安住紳一郎の日曜天国
TBS RADIO