京都の漆屋四代目が再編する漆の循環(堤卓也さん:前編)

京都のおもしろさを深掘りする対談番組「Kyoto Insight」

「サーキュラーエコノミー実践 ーオランダに探るビジネスモデル(学芸出版社)」の著者で「京都市委嘱 成長戦略推進アドバイザー」の安居昭博が、実践者達との対談を通じ京都のこれからを探る番組「Kyoto Insight」。

第一回目のゲストは老舗漆屋「堤淺吉漆店」四代目の堤卓也さん。北海道から帰郷した堤さんは漆のおもしろさにのめり込む一方、加速度的に衰退する漆産業の現実が見えてきた。「漆業界の人達だけでなく、一般の人にこれまでとは違う漆のおもしろさを知ってもらいたい。」その想いで漆産業い関わる職人さんを捉えた雑誌や映像をつくり、植樹をし、漆塗りのサーフボードやギター、スケートボードをスケートボードをつくり.. 国内外から注目される堤卓也さんの取り組みから京都の新しい一面を深掘りしていきます。

「ゲストプロフィール」

堤 卓也(つつみ・たくや)

(株)堤淺吉漆店 専務/(一社)パースペクティブ共同代表 明治期から続く漆の精製業者の四代目。漆を育て収集する山側の「漆掻き職人」と、漆を塗る「塗師」の中間に立つ立場から、漆と人々の暮らしとの間に広がる距離感や、漆の生産量の減少に危機感を感じ、漆のある暮らしを次世代の子ども達につなぐ取り組みとして「うるしのいっぽ」を始める。 「サーフボード×漆」「BMX×漆」「スケボー×漆」など、今までになかった取り合わせを通じて、漆との新しい出会いを提案。1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を、次の時代に継承するべきものとして、2019年、パースペクティブを設立。 2021年Japan Craft21 最優秀賞ロニー賞受賞 京都精華大学伝統産業イノベーションセンター特別協同研究員 国際環境NGO Surfrider Foundation Japanアンバサダー

堤淺吉漆店

https://www.tsutsumi-urushi.com/

「聴き手」

安居 昭博(やすい・あきひろ)

Circular Initiatives&Partners 株式会社 代表取締役 / 京都市委嘱 成長戦略推進アドバイザー / サーキュラーエコノミー研究家。 ドイツ・キール大学「Sustainability, Society and the Environment」修士課程卒業。2021年国内外でのサーキュラーエコノミー実践と理論の普及が高く評価され、「青年版国民栄誉賞(TOYP2021)」にて「内閣総理大臣奨励賞(グランプリ)」受賞。NHK クローズアップ現代「服がよみがえる!循環型ファッションで廃棄物ゼロへ!」(2023年5月31日 放送回)にてスタジオゲスト出演。

建築・食・ファッション・テクノロジー・イベント業界等、幅広い分野の企業と伴奏しサーキュラーエコノミー型ビジネスモデルの新規事業立ち上げや、商品・サービス開発にアドバイザリーやブランディング支援、PRとして関わる。また京都市を始めとした自治体のほか、「京都音楽博覧会」や「森、道、市場」等の音楽イベントでも企画プロデューサーやアドバイザーを務め、官民双方から資源循環の仕組みづくりを進める。共同発起人となった「黒川温泉一帯地域コンポストプロジェクト」は、農林水産省、消費者庁、環境省が主催する「サステナアワード2020」にて「環境省環境経済課長賞」を受賞。2022年、梅酒の梅の実、生八ッ橋、酒かす、おから、レモンの皮など、京都の副産物・規格外品を活用し、福祉作業所と製造連携し「京シュトレン」を開発するお菓子屋「八方良菓」を創業。京都精華大学 メディア表現学部 非常勤講師。著書に「サーキュラーエコノミー実践 ーオランダに探るビジネスモデル(学芸出版社)」。

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