伊藤洋一のRound Up World Now!

伊藤洋一氏が日本だけでなく世界中で起きた1週間の経済・社会・政治関連の出来事、指標、トピックスなどを分かりやすく解説。刻々と変化していく現代をグローバルに見渡すことのできる30分です。

  1. 6D AGO

    Round Up World Now!(2025.9.5放送分)

    <ヘッドライン>トランプ米大統領、対日関税交渉に関する大統領令に署名 現行25%の自動車関税率を12.5%に下げて既存の税率2.5%と合わせ15% 相互関税も15%が上限 訪米した赤沢・経済財政再生相とラトニック米商務長官、日米が合意していた対米投資に関する覚書に署名/ワシントン連邦巡回区控訴裁判所「国際緊急経済権限法は大統領令によって発動した関税を認めるものではない」 トランプ関税の合憲性が争われていた訴訟で相互関税などを憲法違反とした一審判決を支持/習近平・中国国家主席「世界一流の軍隊建設を加速し、国家の主権と統一、領土の一体性を断固として守る」 抗日戦争勝利80年記念式典で演説、プーチン・ロシア大統領や金正恩・北朝鮮総書記ら20カ国以上の首脳が参加/サントリーHD「新浪剛史会長が今月1日付で辞任」 違法な大麻成分が含まれた疑いのある海外製サプリメントの入手について福岡県警の捜査受ける 新浪氏「法を犯しておらず、潔白だと思っている」/米8月製造業景況感指数、48.7と前月比0.7ポイント改善 好不況の分かれ目50を6カ月連続で下回る トランプ関税による影響を懸念する企業多い/中国7月純流出額、583億ドルと前月の10倍に膨らみ月間として2010年以降最大 当局、投資家が資産形成しやすいよう国内外の株式投資を促す <ポイント> (1) トランプの対日関税大統領令署名について(2) 今週のマーケット(3) 北京で中ロ朝首脳揃い踏みをこう見た <ここ/これを見てきた>今年これまでのドジャース

  2. AUG 29

    Round Up World Now!(2025.8.29放送分)

    <ヘッドライン>パウエル米FRB議長「慎重に進める」「金融政策は既定のコースにはない」 ジャクソンホール会議で講演 雇用情勢の下振れリスクを指摘、データ次第で判断する姿勢強調/トランプ米大統領、住宅ローンめぐる不正疑惑からクックFRB理事の解任手続きに入ると表明 中央銀行の独立性を軽視する強権発動、統治システムへの信認低下の懸念/米トランプ政権、ロシア産原油輸入するインドに25%の追加関税発動 ウクライナへの侵略続けるロシアへの制裁の一環、今月7日発動の相互関税25%に上乗せし累計50%/政府、関税協議のため今月28日から予定していた赤沢経済財政・再生相の訪米を急遽取りやめ 事務方による事前協議の議論が整わず/共同通信社8月「全国電話世論調査」、石破総理「辞任すべき」40.0%と前回7月調査から 11.6ポイント減少 「辞任必要ない」57.5%に増え「辞任すべき」上回る/トヨタ自動車7月世界販売台数、前年同月比プラス5%の89万9449台と7月として過去最高更新 米国内で先月1日から値上げ、大型車・ハイブリッド車中心に需要は堅調/米半導体大手インテル「トランプ政権が約89億ドル出資し出資比率は9.9%」 政府が過去に拠出決めた補助金のうち未支給の金額で株式取得/米半導体大手エヌビディア2025年5〜7月決算、市場予想上回り四半期ベースで過去最高更新 売上高、前年度同期比プラス56%の467億4300万ドル 純利益、同プラス59%の264億2200万ドル 最大市場の米国でAI開発に必要な半導体投資の特需続く <ポイント> (1) 強まるトランプの圧力とマーケット(2) トランプの対インド「2次関税」について(3) 赤沢大臣、急遽訪米中止をこう見る <ここ/これを見てきた>食べ物の四季

  3. AUG 22

    Round Up World Now!(2025.8.22放送分)

    <ヘッドライン>米ロ首脳によるウクライナ停戦協議、 トランプ大統領がプーチン大統領を厚遇したものの成果示せず プーチン大統領が譲歩せず主導権握る危うい構図浮き彫り ルッテNATO事務総長「ウクライナの『安全の保証』を確保する枠組みに30カ国程度が参加を調整しており日本や豪州も含む」/王毅・中国外相、ニューデリーでモディ・インド首相と会談 中国外務省「両国の対立の原因だった国境問題を適切に管理し両国の協力を拡大させる方針で一致」/石破総理大臣、モディ首相と来週総理官邸で会談 経済安全保障上、重要な物資の調達に向けた協力の枠組み構築で合意へ 半導体・鉱物資源・AIなど重点分野に指定、10年間の行動計画に基づき企業の協業を後押し 中国に依存しない強固なサプライチェーン構築目指す/7月に日本から米国に輸出された自動車の平均単価、341万円と前月比約3万円上昇し6カ月ぶりにプラスに転じる 日本側で負担してきたトランプ関税のコストの一部を現地での販売価格に転嫁/中国7月16〜24歳失業率、17.8%と前月比3.3ポイント上昇 現役学生を統計の調査対象から外した2023年12月以降2番目に高い水準 前年同月比も0.7ポイント上昇、景気低迷で若年層の雇用環境の厳しさ増す/ラトニック米商務長官「半導体大手インテルへ補助金を支給する見返りにインテルの株式を要求する」「単に補助金を支給するだけでなく米国の納税者が経済的な恩恵を受けるべきだ」 ロイター通信「米政府が台湾TSMCなどの株式取得も検討」/米7月29〜30日FOMC議事要旨「何人かの参加者が、関税政策が物価に与える影響を見極める前に利下げを始める考えを示していた」 FRB、この会合では政策金利据え置き/金融庁、今月中にも国内フィンテック関連スタートアップ「JPYC」を資金移動業に登録 円建てステーブルコインの発行を国内で初めて認める 世界市場規模は2500億ドル超、国内でも普及目指す/日本に住む外国人による母国への仕送りが増加 今年上半期の送金額、5068億円と前年同期比38%増加し半期ベースで過去最高更新 外国人の就労拡大に伴い今後さらに拡大する見通し、透明性・安全性の確保が課題/EV向け電池の世界生産能力、需要の3.4倍に膨らむ EV市場の減速で供給過剰 国内に一定の需要ある中国は増産、日本・韓国の大手電池メーカーは投資計画縮小/米グーグル、自社開発の新型スマートフォン「Pixel10」を今月中に発売 高性能半導体搭載、AIが音声通話をリアルタイムで日本語・英語間で同時通訳 <ポイント> (1) 焦るトランプ&ぶれないプーチン〜遠いウクライナ和平(2) 今週のマーケット(3) インドに急接近する中国 <ここ/これを見てきた>あれ、伊藤さん、その傷は

  4. JAN 17

    Round Up World Now!(2025.1.17放送分)

    <ヘッドライン>イスラエルとイスラム組織ハマス、パレスチナ自治区ガザでの戦闘停止で合意 合意後もイスラエル軍の攻撃を続き80人近く死亡/トランプ米次期大統領「 対外歳入庁を就任日の今月20日に新設する」 米起業家イーロン・マスク、アマゾン・ドット・コム創業者ジェフ・ベゾス、メタ創業者マーク・ザッカーバーグの3氏、大統領就任式に出席/韓国・高官犯罪捜査庁と警察の合同捜査本部、ユン大統領を内乱容疑などで拘束し裁判所に逮捕状を請求 現職大統領の拘束は韓国の憲政史上初/中国2024年貿易黒字、前年比21増の9921億ドルと過去最大 景気減速で内需は不振、過剰生産により国内であふれた製品を安値で海外に出荷/米12月消費者物価指数、エネルギー・食品を除く「コア指数」上昇率が3.2%と市場予想の3.3%を下回る 市場、インフレ再加速の悲観シナリオ回避を示す内容と受け止め/植田日銀総裁「利上げを行うかどうか議論して判断する」「経済・物価情勢の改善が進んでいくのであれば、日銀としてはそれに応じて政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」 全国地方銀行協会「新年の集い」で来週の金融政策決定会合について/2024年訪日外国人消費額8兆1395億円・外国人客数3686万9900人、いずれも過去最高 京都市、宿泊税の最高額を1万円に引き上げる方針発表/note、米グーグルと資本業務提携と発表 グーグル、noteの第三者割当増資引き受け発行済み株式総数の6.01%を取得 総額4億8900万円調達、運営するサイトで生成AI活用した機能を開発 <ポイント> (1) トランプ米大統領就任後の世界をこう展望する(2) 米インフレ懸念・日銀決定会合の見通しとマーケット(3) 8兆円に膨らんだインバウンド消費の今後 <ここ/これを見てきた>ユニバーサル・クリップボード

4.3
out of 5
60 Ratings

About

伊藤洋一氏が日本だけでなく世界中で起きた1週間の経済・社会・政治関連の出来事、指標、トピックスなどを分かりやすく解説。刻々と変化していく現代をグローバルに見渡すことのできる30分です。

More From ラジオNIKKEI

You Might Also Like