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元湘南DF小杉啓太、U20日本代表招集の裏側明らかに!「最近の移籍市場で…」

「元湘南DF小杉啓太、U20日本代表招集の裏側明らかに!「最近の移籍市場で…」」  湘南ベルマーレ下部組織出身で、スウェーデン1部ユールゴーデンIF所属DF小杉啓太は、9月開催のFIFA U20ワールドカップへ臨むU20日本代表に選出。ユールゴーデンIF幹部が招集の裏側を明かすとともに、移籍の可能性にも触れている。 スウェーデン『FotbollDirekt』が9月12日に伝えたところによると、ユールゴーデンIFのボッセ・アンデションSD(スポーツディレクター)は同選手のU20日本代表招集に応じた理由について、こう語ったという。 「我々はケイタと代表入りについて議論を重ねてきました。彼にとって、U20W杯で日本代表としてプレーすることは、最大の夢の一つです。そして、それは人生で一度きりかもしれない機会です。それゆえ彼自身とその家族と協議した結果、我々は彼にその夢を叶えることにしました。彼が日本代表としてU20W杯に参戦することに感じる誇りと感謝は計り知れません」 「彼はユールゴーデンに在籍している間、非常に忠実でした。連戦で厳しい日程でも、つねに出場の準備をし、プレーした全ての試合で全力を尽くしてきました。もちろん、最近の移籍市場で彼に対する関心があったことは影響していますが、それに対する向き合い方は模範的でした。彼が不在となる期間を乗り切るだけの強い戦力が我々にはあります。U20W杯での健闘を願っています」 「最近の移籍市場で彼に対する関心があった」と、ステップアップ移籍の可能性にも言及したアンデションSD。スウェーデン『TUTTOSVENSKAN』の報道によると、ユールゴーデンは小杉を「中間レベルのクラブ」に放出することを検討していない模様。移籍金として900万ユーロ(約15億4,400万円)を要求しているという。 ユールゴーデンと小杉の契約は2027シーズン終了後まで残っているが、2025年8月までにアタランタ、ベンフィカ、セルティック、サンダーランド、ニューカッスル・ユナイテッド、ノッティンガム・フォレスト、ニース等からの関心が取りざたされているほか、6月には『FOOT SUR7』がパリ・サンジェルマン(PSG)移籍で個人合意に達した可能性を伝えている。