「「宇宙で攻撃受け酸素が足りない」ニセ宇宙飛行士から80代女性が100万円だまし取られる ことしは「国勢調査」詐欺にも警戒を」 後を絶たない特殊詐欺の被害。時を追うごとにだましの手口が巧妙化する中、あり得ないはずの状況を示されて被害に遭う事件が現実のものとなっています。宇宙飛行士を名乗る男:いま宇宙船で宇宙に来ているが、攻撃を受けており酸素が足りない。これは北海道・札幌市に住む80代女性のもとに宇宙からのものとして届いたメッセージ。相手はSNSで知り合ったという“ニセ宇宙飛行士”です。女性は7月中旬から宇宙飛行士を名乗る男とメールでやり取りを重ねていました。やがて、酸素購入のため電子マネーを買うよう指示を受け、市内のコンビニから複数回にわたって電子マネーを相手に送金。合わせて100万円をだまし取られてしまいました。こうした中、LINE上では新潟県警のトップ・滝澤依子本部長をかたるなりすましアカウントが確認されました。滝澤依子本部長をかたるなりすましアカウント:皆さん、こんにちは。滝澤依子です。最近、詐欺が頻発しているため、皆さんの資産の安全を守るために、参加することになりました。これまでに被害は確認されていませんが、本物の滝澤本部長は「決してだまされないようにしてほしい」とコメントしています。さらにSNSでは今、テレビ局のアナウンサーになりすまして投資を促す投資詐欺も急増しています。手口が多様化している特殊詐欺。なぜだまされてしまうのでしょうか。神戸大学・森井昌克名誉教授:いきなり宇宙飛行士だと言っても信用してくれませんけど、その前の段階で色んな事を言って信用させて、最終的には大きなお金の話に結びつけていく。そして、これからの時期に警戒が必要なのが5年に1度行われる「国勢調査」をかたる詐欺だとしています。神戸大学・森井昌克名誉教授:当然、国勢調査員のふりをして高齢者のお宅に入って、(住民が)ちょっと目を離した隙にキャッシュカードがすり替えられて、暗証番号を聞き出してお金を抜き取るということが過去にあった。
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- FrequencyUpdated Daily
- PublishedSeptember 16, 2025 at 8:29 AM UTC
- Length2 min
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