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小中学校給食で105人にアレルギー症状「フクラギ」から高濃度ヒスタミン…不適切な温度管理か いずれも軽症 富山・南砺市

「小中学校給食で105人にアレルギー症状「フクラギ」から高濃度ヒスタミン…不適切な温度管理か いずれも軽症 富山・南砺市」 富山県の小中学校で、給食を食べた100人以上が食中毒の症状を訴えました。富山県によりますと、9月11日、南砺市内の小中学校と義務教育学校で調理された給食を食べた105人が、唇の腫れや発疹などのアレルギー症状を訴えました。いずれも軽症とみられ、今のところ入院患者はいません。その後の調査で、原因は給食に使用された魚の「フクラギ」で、高濃度のヒスタミンが検出されました。ヒスタミンは、マグロなどの赤身魚に含まれるアミノ酸が、不適切な温度管理によってつくられます。県は、魚を常温で放置せず唇や舌先に通常と異なる刺激を感じた場合は、食べずに処分するよう呼びかけています。