漫画家ためになるラジオ

感情ではなく「表情」から逆算して描く! 共感ではなく「観察」で捉えるタイプのキャラクターの描き方 #261

いくら大切だと言われても、キャラクターの”感情”をうまく表現できない……。そんな人におすすめなのが、「自分はこれまで、キャラクターのどんな”表情”が好きだったか」を、突き詰めて考えてみるというアプローチです。

キャラクターを自分に「重ねる」ことなく、あくまでキャラクターを「眺める」楽しみ方をしてきた中、登場人物たちがどんな”表情”をしていると、自分は最高だと感じてきたのか。

キャラクターの感情が最も強く表現されるのは、やはり表情。だからこそ、共感よりも観察で漫画を捉えてきた人ほど、表情から感情を逆算して描くことも可能になるのではないでしょうか。

というわけで今回は、ビジュアルを優先しつつも感情をしっかりと表現し、さらに読者の共感も得られるような漫画の描き方について、考えてみた回となっています!