猫とネズミ イソップのむかし話 ねずみたちはある日、宿敵の猫から自由になるためにどうしたらよいか相談する会議をひらきました。 少なくとも彼らは敵がいつ来るかを知ることができればと思いました。そうすれば、逃げる時間を確保することができますから。 実際彼らは、いつ猫が鋭い爪を引っ掻き回して襲ってくるのではないかと常に怯えて暮らしていたのです。 多くの案がでましたが、どれも、いまいちでした。すると、まだひよっこのねずみが立ち上がっていいました。 「なんで気がつかなかったんだろう!とてもいい案を思いつきました! 猫の首に鈴を掛けてさえすればいいじゃないか!鈴が鳴るのを聞いたら、猫が近づいているとすぐにわかるでしょう。」 ネズミは皆、誰もそのような案を思いつかなかったことに非常に驚き、名案だと喜んでいる中で、年老いたネズミが立ち上がり、言いました。 「それは名案だろう。しかし、誰が猫に鈴をつけるのですか?」 この話の教訓 何かを行うべきだと言う事と、行う事はまったく別問題です。 おしまい
資訊
- 節目
- 發佈時間2021年7月25日 上午6:15 [UTC]
- 長度3 分鐘
- 季數1
- 集數22
- 年齡分級兒少適宜