オカとニシムラの いけたら、いくわ。

第58回「映像と、文化人類学。」

ミステリーは好きですか。たくさんのミステリー作品が世にありますが、皆さんの一押しはなんでしょう。

私は、好奇心を刺激されつつ"分からない、見えない"ことに対してコワなってくるので、好きとは強く言えないですがたまに欲しくなります。

前半は、最近見た面白かった映画やドラマの話。

ロード・オブ・ザ・リングを初めてみました!もうこれぞファンタジー!王道!これか!!

いいドラマや映画は、出てくる人物全員がいい。脇役も敵役も必要で、果たすべき役割がある。

現実世界での人どうしの間で起こる問題は、お互いが主人公でありたい、主人公であろうとするが故であるという文章を見ました。そして『主人公から降りる練習』がいると。

主人公から降りる、なかなか難しいことですね。でもそれができれば、一番強く優しい人間になれるかもしれない。

なんて話もしつつ、

NETFLIXで観た面白いドラマ、ブレイキングバッド、ザ・レジデンス、カピタニを紹介しております!

さくっと途中に、させていただきます警察のパトロールを挟みまして、

後半は、ニシムラによる 読めたら、読んで。

『自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門』(箕曲 在弘 著 大和書房)のご紹介!

(※ポッドキャスト内で 大和書房さんを"やまと書房"さんと言っていますが、正しくは"だいわ書房"さんです!失礼しました)

目次を追いながらの紹介ですが、これはだいぶと面白そう。

『なぜ私たちは「よそ者」に冷たいのだろうか?』『家族にとって血のつながりは大切か?』『なぜ私たちは唾液を“汚い!”と感じるのか?』など…

馴染みある話題から広がる入門書とのことで、目次だけでかなり興味をそそられております。

ポッドキャスト内でも登場しているニシムラが好きな言葉、『自分の物差しで問うのではなく、自分の物差しを問う』。自分の価値観を保ちつつ世界を広げていくのも大事だけど、当たり前を切り崩してこそ、一つ上の次元で世界が広がり、面白い世の中に素直に触れられる気がする。ね。

映像人類学 という分野を見つけた話も。

大学から離れていつの間にか何年も経っていますが、学問は何歳でもできる。会社員でも気になったら覗けばいい。その感覚が消えないようにしていきたいですな!