レモンやイチゴ、キウイなど、「すっぱかー!」奈良時代の文献では塩味の強い物が「しおはゆい」或いは「しおぱゆい」と表現されており、これが年月が経つにつれて「塩っぱい」と変化していったと考えられています。「酸っぱい」という言葉にその変化を当てはめてみると、奈良時代には酸味の強い「すっぱか」な物を「すはゆい」と言っていたのではないかと推定されます。 最近あまり使われなく使われなくなった言葉に「篤実」というのがあります。初夏というのは我々大学教員にとっては学生の推薦状を書く季節。推薦する際に「この学生は篤実です」と書いたりしますが、それは「人情が厚く、誠意がある」と言った事を意味します。ちなみにこの篤実という言葉をひっくり返すと作家、武者小路実篤の下の名前になりますね!
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- FrequencyUpdated Weekly
- PublishedJuly 27, 2025 at 10:01 PM UTC
- Length11 min
- RatingClean