ファンドマンの日常

第171回『外国人面接から幼稚園受験まで!ABF流!面接無双の極意を語ろう!(後編)』

第171回『外国人面接から幼稚園受験まで!ABF流!面接無双の極意を語ろう!(後編)』というテーマで株式会社エービーエフキャピタルのメンバーが多角的な視点で語ります。

【ハイライト】

・ABFメンバーの印象的な面接を振り返る②

・就活時の服装を気にするのは日系?外資系?

・グループディスカッションで質問攻めにした思い出

・外国人パートナーと英語ケース面接を経験した件

・同業他社のケース面接事例について

・某コンサル会社の就活試験のジョブでの思い出を振り返る

・街頭調査先が休業日だった際の対処策

・中国は本当に広い!!(笑)

・アメリカと日本でのコンサル会社のジョブ試験の違いについて

・最近の海外のインターン生の年収について

・面接での場数を重ねる事の重要性

・ジョブ試験ではまず現地に行け!!

・ジョブでの小技を語る

・就職活動中3徹した思い出を振り返る

・就活通る人はガッツがある論

服装で結果が変わる?日系と外資の違い

対談は、服装が合否に与える影響から始まる。あるメンバーは日系企業の面接を全て落ち、外資系は全て通過したという。その違いの理由の一つが「服装」だった。当時はリクルートスーツではなくスタイリッシュなスーツにシンプルなネクタイで臨み、「服装で判断する会社は行かない」と意気込んでいたが、結果的に日系企業には不向きだった可能性があるという。日系は服装の形式や第一印象を重視する傾向が強く、外資はそれ以外の要素を評価していたのではないかと分析される。

集団面接と深掘り質問の攻防

グループディスカッション形式の集団面接では、他の受験者の発言を面接官が深掘りし、それに合わせて自分も質問を重ねた結果、場を大きく動かすことになったというエピソードも紹介された。結果的にその場で盛り上がった2人が合格し、「その場の雰囲気や化学反応を作れる人材」が評価されるケースもあると語られた。

外資コンサルの最終関門――英語ケース面接

印象的だったのは、外国人パートナーによる45分間の英語ケース面接の体験談。提示されたのは「80ドルの薬があり、保険が廃止された場合、いくらで売るか」という一見シンプルだが前提条件が不明な問題。疾患の種類、需要バランス、競合状況などをヒアリングしながら戦略を組み立てる必要があり、「まず前提を確認する重要性」を痛感したという。これを英語で行う難しさもあり、まさに「人生で一番汗をかいた面接」と振り返っている。

某外資系コンサル面接の完成度と“データの裏付け”

某外資系コンサルのケース面接では、設定の裏側まで詳細なデータが用意され、質問すれば必要な情報が適切に返ってくる仕組みになっていたという。データが出てこない場合は、その情報は存在しない前提で考える必要があり、受験者の論理的思考力や質問力が試される。面接そのものが高度に設計されており、応募者の「思考のプロセス」を正確に評価するための工夫が施されていると感心したと語られた。

ジョブ(インターン)での“武装”と突破事例

ケース面接後に行われたジョブでは、事前の経験や知識が大きくものを言う事例が紹介された。例えば、国際進出の検討でブラジルを提案した際、過去の留学や現地の人脈を活かして説得力を高めた結果、通過につながった例や、「ビール会社の売上を1.5倍にせよ」という課題で、コンビニに生ビールサーバーを置く提案を行い実際に採用された例などが語られた。事前知識や経験を武器に変えることが、ジョブ突破の鍵となる。

服装からプレゼン戦略、データの使い方まで、日系と外資、そして各社ごとの面接は評価ポイントが大きく異なる。共通して言えるのは、「相手が評価する軸を見極め、自分の強みをそこに合わせて提示する」ことの重要性だ。面接は運や相性もあるが、準備次第で大きく結果が変わる世界であることが、ファンドマンたちの実体験から浮き彫りになった。

~お知らせ~

第4回 JAPAN PODCAST AWARDS ベストナレッジ賞 ノミネート!

㈱エービーエフキャピタルのメンバーがそれぞれ日々気になる事、書籍、日々の悩み等何気ないテーマから、経営戦略や投資実行等の広くビジネスに生かせる話題まで、戦略コンサルタント、ファイナンスプロ、データアナリストのプロフェッショナルが多角的な視点で語る番組です。毎週火曜日配信です!

パーソナリティー:

熊原 充志

愛知県生まれ横浜育ち 東京大学、同大学院修了。外資系コンサルティング会社、投資ファンドを経験後、2020年にABF Capitalを創業。幼少期から海外転勤が多く、色々な国の料理、食文化に関心をもつ。横浜F・マリノスを心から愛するサッカーファン。

伊達 慶明

鳥取県生まれ 京都大学、同大学院修了。外資系コンサルティング会社入社後、2020年にABF Capitalに参画。農家である実家の影響で野菜や穀物など作物づくりに親しむ。B級グルメからグランメゾンまで幅広く好み、最近はメキシコ料理を自作するのが趣味。

中野 拓真

鹿児島県生まれ 東京大学、同大学院修了。外資系コンサルティング会社を経て2021年にABF Capitalに参画。前職時代に通った居酒屋で、飲食店のもつ魅力に引き込まれる。好きなジャンルは寿司で、将来自宅に寿司カウンターを作ることが夢。

蔡 亮成

宮城県生まれ 東北大学、同大学院修了。外資系コンサルティング会社を経て2022年にABF Capitalに参画。スイスへの滞在期間中に欧州の食文化に感銘を受けて以来、多様なジャンルの料理に関心を持つ。幼少期よりサッカーをこよなく愛し、現在も観戦、プレーを楽しんでいる。

永松 剛

東京都生まれ 東京大学、同大学院修了。大手製造メーカーを経て、2022年にABF Capitalに参画。趣味はフェス、ご当地グルメめぐり、温泉巡り、秘境旅行。

古谷 愛

中国上海生まれ 東京大学、同大学院修了。外資系コンサルティング会社、化粧品会社のマーケティングを経験後、2023年にABF Capitalに参画。大学時代は料理サークルに所属し、レシピ本を2冊出版。最近はさまざまなスパイスからボルシチやカレーなどを作るのがマイブーム。

宮田 陽司

愛知県生まれ 東京大学卒業後、外資系コンサルティング会社を経て、2024年にABF Capitalに参画。趣味は野球、トレイルラン。

プロデュース:サンキャリア

カバーアート制作:小野寺玲奈

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