SHO Farmの農民ラジオ

第87回 リベラルに物申す!② 参政党にあってリベラルにないものとは?

SHO Farmの農民ラジオは、「1000年続く農業」をビジョンに、神奈川県横須賀市で農業を営むSHO Farmの晶子・翔と農園の仲間たちが、いったん農業の話題を封印して、フェミニズム・環境問題・社会正義など、政治的な話題を、でもやっぱり農業についても語り合りあうポッドキャスト番組です。

7月20日に投開票が行われた第27回参議院議員選挙。125の議席を争ったこの選挙では、与党が過半数を割り込み、衆議院に続いて少数与党となりました。その中で存在感を発揮したのが参政党です。いわゆる“リベラル勢”が苦戦する中、参政党は選挙区と比例代表で合わせて14議席を獲得して躍進しました。今回の農民ラジオでも引き続き、そんな選挙結果を経て感じることを、晶子と翔、益子で新たに自分の農園「NOMIN’s LAND」をオープンさせた快、そして晶子と翔の友人であるしんの4人が語り合い、あえて“リベラル”に物申します。

今回の選挙では「日本人ファースト」や「日本を舐めるな」など、参政党による人種差別的で扇動的なキャッチコピーが話題になりました。内容の是非はさておき、インパクトがあってわかりやすいスローガンが、多くの有権者の心をつかんだのは事実です。“わかりやすさ”の危うさに批判的な目を向け、距離をとる傾向が強いリベラル勢ですが「“わかりやすくメッセージを伝えること”に真剣に向き合わなくちゃいけない」と語る快。

参政党にあって、リベラルになかったものは何だったのでしょうか?議論はワクチンやエコロジーの問題にも及びます。