「教える現場」を訪ねる

自由民として生きるための学び【ゲスト:翠山大学設立準備会、堀田新五郎】

第8回のゲストは、自由に生きるための技法を学ぶ「翠山大学」を設立準備中の堀田新五郎さん(専門は政治思想史)。
「21世紀の日本は生活習慣病にかかっている」と宣告し、今の価値観や競争から撤退することこそが知性だと説く堀田さん。とはいえ既存の教育が「最適解を導く」ものに陥るなか、「自分はどのように生きたいのか」を見つけるための学びとは何か。

翠山大学ではクラウドファンディングを通じて「開学メンバー」を募集しています!(*9月18日まで)
https://readyfor.jp/projects/suizan_2025

【概要】
1.番組紹介とゲストの紹介、2.翠山大学のコンセプト、3.堀田さんが現代社会に抱く危機感と撤退の思想、4.教える現場が失ってはいけないもの、5.大学経営とマーケティング

【ゲスト情報】

堀田 新五郎(ほった・しんごろう)

一般社団法人翠山大学設立準備会・代表理事。専門は政治思想史。世のしがらみと組織の力学とやむにやまれぬ思いから撤退学を始め、「撤退は知性の証しである」と訴える。関連著書は『撤退論』(共著・晶文社)、『山岳新校、ひらきました──山中でこれからを生きる「知」を養う』(共著・H.A.B)、『撤退学宣言』(単著・晶文社)、『撤退学の可能性を問う』(共編著・晃洋書房)など。奈良県立大学で副学長などを勤めた後、一旦大学から撤退。新しい大学づくりを始める。