1 hr 59 min

【萃点TALK vol.2】萃点とは?〜南方熊楠のみていた世界を探る‪〜‬ エコミームチャンネル

    • Society & Culture

\\\ 「萃点のことば」カード、クラウドファンディング実施中 ///
「萃点のことば」プロジェクトは、Ecological Memesやあいだラボで探求してきた「人と自然のつながりを取り戻し、生命の営みや生態系に根ざした実践の知恵」を、個人やチームで活用していただくために「萃点のことば」としてカードや小冊子にまとめていくプロジェクトです。4/17〜4/21には、京都のアート複合施設 kumagusuku さんで展示会も予定しています。応援よろしくお願いします!

クラウドファンディングページ👇
https://motion-gallery.net/projects/suiten-no-kotoba

インスタグラムはこちら👇
https://www.instagram.com/suiten_no_kotoba

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自然や生態系に根ざして生きるための実践の知恵を、
個人の暮らしや組織づくりに活かしていくための
「萃点(すいてん)のことば」プロジェクト。

カード制作のクラウドファンディングと連動して、
様々なゲストをお招きするトークセッションシリーズ「萃点TALK」がはじまります。

今回は、「萃点とは?〜南方熊楠のみていた世界を探る〜」をテーマに、
秋田公立美術大学 准教授の唐澤太輔さんをお招きしました。
唐澤さんは、南方熊楠の思想や彼が研究してきた粘菌の生態などを哲学的に探求されています。

本プロジェクトのタイトルにもある「萃点(すいてん)」というのは、明治期の博物学者・生物学者である南方熊楠の造語で「理(ことわり)が集まる場所」を意味しています。明治の神社合祀に反対運動をおこした南方は、鎮守の森が破壊されることが自然生態系の危機のみならず、自然と分かち難く結びついている地域社会の基盤や人の精神的なエコロジー、ひいては人間存在そのものに根源的な危機をもたらすことを危惧し、警鐘を鳴らしていました。それから100年以上の月日が経っていますが、この警鐘は今でもなお、人類が近代化を通じて辿ってきた道筋に鳴り響いているのではないでしょうか。

今回の萃点TALKでは、萃点をはじめ、「南方マンダラ」や「やりあて」といった南方熊楠が残した思想の手がかり、あるいはパサージュのような中間的なあいだをひらいていく通路・経路といったものが一体なんだったのか、ということについて、唐澤さんから解説をいただきつつ、これからの時代を生きる私たちが南方から何を受け取ることができるのか共に向き合いました。

<開催概要>
日時:2024年3月21日(木) 19:00-21:00
会場:オンライン(zoom)

<ゲストプロフィール>
・唐澤太輔(秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻/大学院複合芸術研究科准教授)
1978年、兵庫県神戸市生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科 博士後期課程修了(博士〔学術〕)。早稲田大学社会科学総合学術院 助手、助教などを経て、現在、秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻ならびに大学院複合芸術研究科准教授。2019年、第13回湯浅泰雄著作賞受賞。現在、知の巨人・南方熊楠(1867~1941年)の思想や彼が研究してきた粘菌の生態などを哲学的に探求している。著書に『南方熊楠の見た夢―パサージュに立つ者―』(勉誠出版、第13回湯浅泰雄著作賞受賞)、『南方熊楠―日本人の可能性の極限―』(中公新書)など。

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\\\ 「萃点のことば」カード、クラウドファンディング実施中 ///
「萃点のことば」プロジェクトは、Ecological Memesやあいだラボで探求してきた「人と自然のつながりを取り戻し、生命の営みや生態系に根ざした実践の知恵」を、個人やチームで活用していただくために「萃点のことば」としてカードや小冊子にまとめていくプロジェクトです。4/17〜4/21には、京都のアート複合施設 kumagusuku さんで展示会も予定しています。応援よろしくお願いします!

クラウドファンディングページ👇
https://motion-gallery.net/projects/suiten-no-kotoba

インスタグラムはこちら👇
https://www.instagram.com/suiten_no_kotoba

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自然や生態系に根ざして生きるための実践の知恵を、
個人の暮らしや組織づくりに活かしていくための
「萃点(すいてん)のことば」プロジェクト。

カード制作のクラウドファンディングと連動して、
様々なゲストをお招きするトークセッションシリーズ「萃点TALK」がはじまります。

今回は、「萃点とは?〜南方熊楠のみていた世界を探る〜」をテーマに、
秋田公立美術大学 准教授の唐澤太輔さんをお招きしました。
唐澤さんは、南方熊楠の思想や彼が研究してきた粘菌の生態などを哲学的に探求されています。

本プロジェクトのタイトルにもある「萃点(すいてん)」というのは、明治期の博物学者・生物学者である南方熊楠の造語で「理(ことわり)が集まる場所」を意味しています。明治の神社合祀に反対運動をおこした南方は、鎮守の森が破壊されることが自然生態系の危機のみならず、自然と分かち難く結びついている地域社会の基盤や人の精神的なエコロジー、ひいては人間存在そのものに根源的な危機をもたらすことを危惧し、警鐘を鳴らしていました。それから100年以上の月日が経っていますが、この警鐘は今でもなお、人類が近代化を通じて辿ってきた道筋に鳴り響いているのではないでしょうか。

今回の萃点TALKでは、萃点をはじめ、「南方マンダラ」や「やりあて」といった南方熊楠が残した思想の手がかり、あるいはパサージュのような中間的なあいだをひらいていく通路・経路といったものが一体なんだったのか、ということについて、唐澤さんから解説をいただきつつ、これからの時代を生きる私たちが南方から何を受け取ることができるのか共に向き合いました。

<開催概要>
日時:2024年3月21日(木) 19:00-21:00
会場:オンライン(zoom)

<ゲストプロフィール>
・唐澤太輔(秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻/大学院複合芸術研究科准教授)
1978年、兵庫県神戸市生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科 博士後期課程修了(博士〔学術〕)。早稲田大学社会科学総合学術院 助手、助教などを経て、現在、秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻ならびに大学院複合芸術研究科准教授。2019年、第13回湯浅泰雄著作賞受賞。現在、知の巨人・南方熊楠(1867~1941年)の思想や彼が研究してきた粘菌の生態などを哲学的に探求している。著書に『南方熊楠の見た夢―パサージュに立つ者―』(勉誠出版、第13回湯浅泰雄著作賞受賞)、『南方熊楠―日本人の可能性の極限―』(中公新書)など。

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